またいつか
世界が間違っていたのか、世界が壊れていたのか。
私にはわからない。
あなたの世界はいつまで経っても夜が明けなくて、そのせいであなたからの「おはよう」が聞けることも無くなってしまった。
「もし、あの時に戻れれば」なんて思っていても、そんな願いが叶うはずもなかった。
あなたを悲しませないためにも、あの時に戻りたかった。
あなたはあの時に閉じ込められていて、今を見ることができなかった。
声が枯れて聞こえなくなるまで歌っていれば、気づいてくれるかとも思った。
またいつか、光の差す街をあなたと歩きたい。
仲良く手を繋いで、街の風景に心を躍らせながら。
あなたと歩いていると決まってあなたは「空って青いね」と、初めて知ったかのように私に言った。
その言葉がどうにも可笑しくて、私は決まって笑っていた。
おかしいのは世界じゃなくてあなたなのはわかってほしかった。
私のいる[漢字]病室[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に閉じこもってないで、広い世界を見て欲しかった。
嘘で塗り固められた世界でもいいから、あなたには生きていてほしかった。
「時間が戻ってくれれば」なんて思っていたけど、私はもう少しだけ諦めかけていた。
声が枯れてしまうまで歌っているのは、あなただけのためじゃないことに気がついた。
またいつか、春の空の下を歩きたい。
今の私みたいに、あなたに押してもらいながら進むのは嫌だから。
あの頃のあなたは何も知らなかった。
でも、私はどこにも行かないから、安心してね。
そう言って宥めた記憶がある。
今の私は、あなたの幸せを願っていたあの頃には戻れなかった。
それでもあなたは笑って許してくれた。
「君のことは、もうどうにもならないんだろう?それなら、自分の幸せを最優先にして」
そう言ってくれた。
「私のこと嫌いになった?」
そう聞いたら、あなたは笑って「嫌いになんかなれないよ」と返してくれた。
またいつか、歌を歌いながらあなたと手を繋いで歩きたい。
「明けない夜なんてない」
そう教えてくれたことも、私の手を引いて歩いてくれたことも、忘れない。
何度も私の病室に来てくれたことも、花を飾っておいてくれたことも。
「私を忘れないで」
あなたに言った言葉、届いてるといいな。
私にはわからない。
あなたの世界はいつまで経っても夜が明けなくて、そのせいであなたからの「おはよう」が聞けることも無くなってしまった。
「もし、あの時に戻れれば」なんて思っていても、そんな願いが叶うはずもなかった。
あなたを悲しませないためにも、あの時に戻りたかった。
あなたはあの時に閉じ込められていて、今を見ることができなかった。
声が枯れて聞こえなくなるまで歌っていれば、気づいてくれるかとも思った。
またいつか、光の差す街をあなたと歩きたい。
仲良く手を繋いで、街の風景に心を躍らせながら。
あなたと歩いていると決まってあなたは「空って青いね」と、初めて知ったかのように私に言った。
その言葉がどうにも可笑しくて、私は決まって笑っていた。
おかしいのは世界じゃなくてあなたなのはわかってほしかった。
私のいる[漢字]病室[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に閉じこもってないで、広い世界を見て欲しかった。
嘘で塗り固められた世界でもいいから、あなたには生きていてほしかった。
「時間が戻ってくれれば」なんて思っていたけど、私はもう少しだけ諦めかけていた。
声が枯れてしまうまで歌っているのは、あなただけのためじゃないことに気がついた。
またいつか、春の空の下を歩きたい。
今の私みたいに、あなたに押してもらいながら進むのは嫌だから。
あの頃のあなたは何も知らなかった。
でも、私はどこにも行かないから、安心してね。
そう言って宥めた記憶がある。
今の私は、あなたの幸せを願っていたあの頃には戻れなかった。
それでもあなたは笑って許してくれた。
「君のことは、もうどうにもならないんだろう?それなら、自分の幸せを最優先にして」
そう言ってくれた。
「私のこと嫌いになった?」
そう聞いたら、あなたは笑って「嫌いになんかなれないよ」と返してくれた。
またいつか、歌を歌いながらあなたと手を繋いで歩きたい。
「明けない夜なんてない」
そう教えてくれたことも、私の手を引いて歩いてくれたことも、忘れない。
何度も私の病室に来てくれたことも、花を飾っておいてくれたことも。
「私を忘れないで」
あなたに言った言葉、届いてるといいな。
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