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その奇跡が何回も起きたらそれは奇跡と呼べるだろうか

#5

とある奇跡を呼び起こす少女たち

「ジョリオって誰だよ!」
 俺はと・り・おっだっちゅーの!
「いえ、あなたはジョリオさんです」
「なぜに?」
 ジンカはもう決定しました感を出しながら、俺に言う。
「お髭です」
 ピシッとジンカは俺の口元を指差して言う。
「髭だあ?」
 俺がそう問うと、ジンカは首肯する。
「朝、あなたは髭がジョリジョリしてましたです」
 まあ、俺も男っすから……って。ん? ま、まさか!
「それで俺がジョリオってか!」
「ですです。イカしたネーミングです」
「そ、そうかあ?」
 果てしなくビミョ~な感じすんだけど。
「ほむん。今はツルツルですね」
 ジンカは、口の周りを指で円を描くようになぞった。
「剃ったからな」
 俺は口の周りを手でキュッキュッさせる。
「でもまたすぐジョリジョリしますですね?」
 まあ、俺もをとこっすから。
「まあな。でもそこはほら、ナイスガイの方向でいきてーじゃん?」
 ジンカは小首を傾げて、ムムムと唸る。
「言っている意味がよく分かりませんね。お髭とナイスガイにどんな関係性があるのですか?」
「髭が似合う野郎もいるだろい?」
「そういうものですですか」
 俺はどっこいせとカーペットの上に座り込む。
「ですですっと。……んでだが、ジンカちゅわん?」
 俺はにっこりとする。
「何でしょうか?」
 ジンカちゅわんは、なんか言いたいことあるんかなら言ってみ~な顔で俺を見つめた。
「いつまで俺のトレジャーを抱え込んでいるつもりなんだい?」
 そう、ジンカは俺のトレジャーの1つであるグラビア雑誌をギュッと抱えこんでいるのだ! ガード固~。
「これは奇跡を使うのに必要なアイテムです」
 何ですと?
「とりあえず、返して貰おうか」
「このパツキンのチャンネーですが」
 パラパラッとジンカはグラビア雑誌を捲り、該当のページを指で指し示す。おいおい。ちょっと待てって。一体何を言うつもりだ?
「な、何だよ?」 
「このパツキンのチャンネーに……私の姿を重ねましたですね?」
 この娘は一体何を言っているにょ?

作者メッセージ

ジンカちゃんは一体何を言っているにょ? ジョリオ困惑中。次もよろしくですです。

2024/11/19 12:05

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
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