文字サイズ変更

おほほですわ

#11

第1章 お嬢様学園に潜入せよ!

「お待たせ致しました。クリームソーダでございます」
 マスターが車瑚の前にクリームソーダを提供する。
メロンソーダが入ったグラスの上にバニラアイスとサクランボが乗っている。
「おほほ見目麗しいですわ~~~~~~! まるで私のようですわ~~~~~~!」
「そうか」
 おほほってる車瑚に対してフランクなワン。
「お待たせ致しました。エスプレッソでございます

「ああ」
 ワンはおほらない。代わりにまずエスプレッソの香りを楽しむ。
「パシャパシャですわ~~~~~~!」
 一方車瑚はデコスマホでクリームソーダの写真をパシャパシャ撮っている。楽しそうで何より。
 ワンはエスプレッソを一口飲んでふうと息をつく。
「それでお前の異能力だが」
「ズゾゾ~~~~~~ですわ」
 どうやって飲みながらですわっているのだろうか。
ワンの疑問は尽きない。お嬢様って不思議だ。
「俺が次にターゲットにしている者との相性がいい。協力してくれると助かる」
 とりあえず、ですわスルーで話を進めるワン。
「私の能力に相性がいい? もしや、あれ系ですの?」
 アイスをスプーンでペロリンチョしながら、車瑚は言う。
「あれ系とは何だ?」
 同じ事思いました。
「神ってる能力って事ですわ~~~~~~! おーほっほっほ!」
 車瑚はデコ扇子をバサッとはためかせる。
「異能力は全部神ってるだろう?」
 ワンが事も無げにそう呟く。
「私の能力は~~風! 神! ですわ~~~~~~!」
「なるほど。そういうことか」
 ワンはエスプレッソを嗜みながら、納得したように頷く。って、え? 分かったんすか? ワンさん。
「お前の言うそいつでおそらく合っている。知り合いか?」
「初等部からのマブダチですわ~~~~~~!」
「そうか。なら、頼めるか?」
「合点承知の助ですわ~~~~~~!」
「助かる」
 ワンは、一言そう言った。
「マスター! またこの店来ますわ~~~~~~!」
「心よりご来店をお待ちしております」
 バサッとデコ扇子を掲げ、クリームソーダをグビグビしている車瑚が予約すると、マスターは真摯に頭を下げる。
「どうやら気に入ったようだな」
 ほんの少し口許をニヤリとさせるワンは、エスプレッソを優雅に飲む。
 喫茶店の店内にはスパイとお嬢様が楽し~く飲み物を飲んでいる様子が出来上がっていた。

作者メッセージ

おほほってますわ~~~~~~! ですわってますわ~~~~~~! グビグビですわ~~~~~~!

2024/12/22 19:45

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
コメント

この小説につけられたタグ

スパイお嬢様異能バトル おほほですわ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はトモットモさんに帰属します

TOP