文字サイズ変更

隣の席の赤新さん

#1

赤新さんはちょっと変

 2学期がスタートして間もない頃に、彼女は転入してきた。担任に自己紹介を振られてガチガチに緊張してた彼女。 
 僕とは違って見た目は凄く綺麗な黒髪和風美人なのに目をグルグルさせたり、チョークを持つ手が震えすぎてて黒板に書かれた文字が呪いの怪文書みたいになっていたというギャップがあった。
「あ、赤新千歳(あかしん ちとせ)、です。……よろしくお願いします……」
 パチパチ、パチパチ……。拍手もまばらだった。
「はい、みんな仲良くね。じゃあ赤新さんの席は……あの空いている後ろの席よ」
 担任が僕の隣の席を指差す。赤新さんが「はい」と返事をして僕の隣に来る。ここで「よろしくね!」とか気軽に明るく振る舞えればいいのだが、それは厳しい。
 なので、僕は、せめて赤新さんのおでこの辺りを見つめペコリと会釈をした。赤新さんはピタッと立ち止まり、僕を数秒間目をパチパチさせて見つめた後、小さくペコリとお辞儀した。控えめに言って……綺麗だった。
 キーンコーンカーンコーン。学校のチャイムが鳴った。
 これは、僕と赤新さんのちょっとおかしな日常を描く物語だ。

作者メッセージ

 トモットモです。こちらでは初投稿です。今回は、ぼっち同士は惹かれ合うというテーマで書いていこうと思います。楽しんで頂けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

2024/09/16 11:16

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
コメント

この小説につけられたタグ

ぼっち奇行青春ドキドキ焦れったさ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はトモットモさんに帰属します

TOP