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俺の親友たちがなんだか怪しい

#4

俺の親友たちは美男美女

 時が過ぎての~。
 キーンコーンスープ~カーンコーンバーター~キーンコーンカーンコーン~。放課後のチャイムが鳴ってる。ラーメンって美味いよな~。俺が机に頬杖を突いていると、
「誠!」
 読歌が俺の肩をガシッ! と両手で掴んだ。
「うおっ! どしたかわいこちゃん」
「っ……! ば、ばかっ。今日はロマンスタワーに行くよ!」
「そういう名前なのか」
「うん。そうだよ、入り口も結構オシャレらしいね」
 すっと傍らに総史郎が立つ。
「ほ~ん。シャレオツなのか~んじゃまあ、行ってみるとすっかね」
 俺は重い腰をどっこらせと上げ、バックを肩にかけて席を立った。

 昇降口。俺が靴を履き替えていると、読歌と総史郎が何やらひそひそ話をしていた。おいおい俺も混ぜろよ。
「何話してんだ?」
「ああ、それはね」
「ちょちょちょちょちょ!」
 俺が聞いて、総史郎が答えようとすると、何故か読歌が慌ててそれを制した。
「な、何でもないから!」
 読歌が顔を真っ赤にして、手を前にブンブン振りながら俺に言った。総史郎は口を押さえてプルプルしていた。んだそりゃ。
「そうか? んじゃ。とっとと行くとしましょうや」
 俺達は並んでてっくらてっくら校舎を出て歩き出す。
「バイバーイ、櫓く~ん!」
「また明日ね」
「道坂さ~ん、名残惜しいですがまた会いましょう~!」
「はいは~い」
 なんかモブの女子男子共がまた騒いでる。まあ、いつものことだけんど。総史郎は爽やかに女子に答える。まあまあ、おにゃのこはいいのよ。おにゃのこは。読歌は対応に手慣れてるな。流石だぜ。おい男子てめぇあんま迂闊に近づくんじゃねえぞ?
 つーか俺にはねーのかよ! そういうキャーキャーみたいなや~つ。まあ、ねーわなー。
「ね、ねえ誠さ……」
「ん?」
 右隣に歩く読歌が俺におずおずといった感じで尋ねてくる。
「恋愛成就の塔でね、一緒に、写真撮ってもらいたいな~って」
 ああ、そゆこと。俺はおうと頷いた。
「おう任せろ。ばっちりお前と総史郎撮ってやるよ!」
 俺がカメラマンって事だろ?
「え!? あ、いや、その……!!」
「ぶふっ!」
 俺がぐっと拳を握ると、読歌はわたわたして、総史郎はなんか噴き出した。
 ったく。可愛いじゃねえの。よかったら俺も1枚くらい中に入れてくれや。つーか入るけどな。ピース。パシャパシャ~。

作者メッセージ

パシャパシャ~。お久しぶりです~。また次回でござる~。

2026/03/31 09:16

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
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