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とあるぼっち大学生の日常

#1

とあるぼっち大学生の日常

 ちっす。俺は、ぼっち大学生だ。名前は一応あるけんど個人情報だからあえて言わないでおくぜ。
 そんなわけで俺は清々しい朝の陽射しを浴びながら大学に向かっているわけだが……。
「なあ」
 俺はとうとう我慢出来ずに聞いちまったよ。
「君、誰?」
「随分と時間がかかったねえ」
 ふよふよと俺の隣に浮かぶ制服を着た美少女。つかこれもしかしなくても……。
「美少女幽霊ってやつか!」
「美少女だなんて照れるなあ」 
 真っ白く長い髪に、ぱっちりとした瞳、触っちゃいねーけど柔らかそうなその豊満なバディ!
 幽霊なんつー非科学的なものをすぐに信じられず、戸惑ってた俺だが、遂に言ってやったぜ。
「つか、普通に会話してっけど他の奴らには見えてますのん?」
「うん。ぼっち大学生君以外には全く見えてはいないはず、かも?」
 どっちだよ。てかぼっち大学生っていう名前ではござらんよ。
「んじゃ、俺は霊感あるってこと?」
「そうかもしれんのう」
 急に師匠感出すなって。可愛いけど。
 そんでもって俺と美少女幽霊は大学にてっくらてっくら向かっていくのであった。

 講義は、正直激ネムだった。あん? ちゃんと集中して受けろって? そうしたいのは山々だが、今の俺の頭はな、もう、眠いでしゅ~。って呟いてんだよ。SNSに拡散しちゃだめでしゅよ~。って言ってんだよ。なんだそりゃ。
 時間は90分。長ーよ。こんちきしょー。集中力中々保てねーぞこりゃ。
「なあ、君さ」
 俺が隣の美少女幽霊にコソッと話しかけようとしたら――
「すぴ~」
 鼻提灯出して、涎垂らしてガッツリ寝ていやがる。寝顔きゃわうぃ~!
「ったく。まあ、そうなるのも分かっけどよ」
 俺は一つ嘆息して、ノートに板書する。まあ、内容振り返りって意味で大事なんだろうけど。
 難しい専門用語出てくると、途端にはあ? って言いたくなるな。いやそのまま書いても意味不明な文字の羅列にしかなんねーし。それよか単位取るために必要なテストの範囲だけ教えてちょんまげって感じだ。
 俺がそんな当たり障りのない事を考えていると段々と時間が迫ってきた。今日も俺は眠気と闘い、勉強に励み、ぼっちのステータスを更新していこうってこった。
 やがて講義が終了。俺はう~んと軽く伸びをする。
「おい、講義終わったぞい」
「はっ! もうマシュマロとチョコが!」
 おかしな夢から目覚めたようだな。お菓子だけに。
「んじゃあ、サークルへと繰り出すとしますか!」
 俺は美少女幽霊を伴って、講義室を後にした。

作者メッセージ

新作です。ぼっち大学生の摩訶不思議な日常を描いています。ちょうど1000文字、よろしくお願いします~。

2025/08/16 18:25

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
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