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その奇跡が何回も起きたらそれは奇跡と呼べるだろうか

#11

とある奇跡を呼び起こす少女たち

 ここのゲーセンは、3階あって、俺とシゼカは1階ずつ見て回ることにした。
「ジョリオさん。これは何ですか?」
「これはクレーンゲームってやつだ。UFOキャッチャーとも言う」
「ほむん。あのアームで景品をガシッとするのですね?」
「おうよ。そんでもって景品の取り出し口まで落としゃあゲットってこった」
 シゼカは小さい腕を組む。
「ジョリオさん。1つ聞いてもいいですですか?」
「何だ?」
「このアーム……。掴む強度はどうなっているのでしょうか?」
 おい~、いきなり核心突くなって。俺はあちゃ~と手で顔を覆った。
「まあ、緩めだろうな。コツがあんだよ」
「コツ?」
「掴むっつーより、引っ掛けて落とすっつーか、まあ、見てろ」
 俺は硬貨を投入して、アームを動かす。ピロピロピロ~。
「なんか欲しいのあるか?」
「あのペンギンさんが欲しいです」
 シゼカはちょい右奥のなぜかチーズバーガーとフライドポテトを持っているペンギンのぬいぐるみを指差す。どっちも美味いけどさ。
「あいよ」
 俺はペロリと軽く舌舐めずりをして、アームを操作する。ピロピロピロ~。俺はアームとぬいぐるみの位置を何度も確認して、ボタンを押す。
「よっと」
 アームが下がり、俺の狙い通りの場所……ペンギンの羽? の部分に引っ掛かった。おし。
「おお~です」
 アームはペンギンのぬいぐるみを引っ掛けて、そのまま横へスライド。途中で離れ、ゴロゴロと穴へと落ちていった。
「まあ、ざっとこんなもんよ」
 俺は、取り出し口からペンギンのぬいぐるみを取り出すと、シゼカに手渡す。
「ほいよ」
「ありがとうございますですほくほく」
 ぎゅっとぬいぐるみを抱き締めながら、シゼカちゃんが俺にほくほくと礼を言う。つか可愛いな~。ほほえまちい~。
「おお。じゃあ今度はあそこに行くか~」
 俺はシゼカと一緒にエスカレーターで2階へと上がっていった。

作者メッセージ

ぬいぐるみゲットだ~。ほほえまちい~。次のゲームに行きますですよ~。

2025/08/17 15:01

トモットモ
ID:≫ 30.IG5YwVP6TM
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