ワラビモチ〜もし、アリナがそこにいなければ〜
学校に一番近いカラオケボックス、ハッチポッチワンでは、少女、キナコが歌っていた。いや、歌おうとしていた。
「あ……、え……」
キナコは、自分が歌えなくなっていることに気づいた。理由はわからない。ただ、とにかく歌えないのだ。
あの日、音源を提供してしまったことが、間違いだった?
そう、思っている。
あの日、キナコは超絶人気歌い手だった。
コメント欄を見ていると、こんなコメントがあった。
「加工して使ってもいいですか?」
キナコは、何も考えずにOKした。
ただ、それからしばらくして、【Kinaco】の音源は、フリー音源と化した。
好き勝手に誰もが好きなことを喋らせ始めた。その中に、いろいろなものを批判するものもあった。
その【Kinaco】が、【Kinaco】として、世界に認知されていった。
さて、前置きはここまでにして、そんなことがあっても【Kinaco】を見続けている少女がいた。
その少女の名は、「黒奈 美都」。
彼女もまた、キナコと同じ歌い手であった。
「あ……、え……」
キナコは、自分が歌えなくなっていることに気づいた。理由はわからない。ただ、とにかく歌えないのだ。
あの日、音源を提供してしまったことが、間違いだった?
そう、思っている。
あの日、キナコは超絶人気歌い手だった。
コメント欄を見ていると、こんなコメントがあった。
「加工して使ってもいいですか?」
キナコは、何も考えずにOKした。
ただ、それからしばらくして、【Kinaco】の音源は、フリー音源と化した。
好き勝手に誰もが好きなことを喋らせ始めた。その中に、いろいろなものを批判するものもあった。
その【Kinaco】が、【Kinaco】として、世界に認知されていった。
さて、前置きはここまでにして、そんなことがあっても【Kinaco】を見続けている少女がいた。
その少女の名は、「黒奈 美都」。
彼女もまた、キナコと同じ歌い手であった。