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#5

第二章の中盤──異変

まず、るかちゃんは至って普通の女の子です。
その点は頭に入れておいてください。
選ばれるその瞬間までは、あの子も普通の女子高生だったんです。
それなのに…(涙ぐむ)可哀想に。


⬛︎⬛︎さんとこの息子さんがいなくなった時、みんな最初は死ぬ気で探したんですよ。
でも、見つからなかったんです。
警察に頼んでも見つからない。
こうなったら、神頼みする他ないんですよ、あそこの人たちは。
諦めることを知らない。知ろうともしない。
私はそんなところに嫌気がさして都会に来たんです。
あっ、すみませんね、自分語りしちゃって。

えーっと、るかちゃん、そう、るかちゃん。
花嫁に選ばれてから、町の人の態度がやけによくなってたんですよ。
いつも猫撫で声で話しかけて、事あるごとに彼女のご機嫌を取って……気持ちが悪い。

なんやかんやあって、婚礼の日が来ました。
白無垢を着たるかちゃん、綺麗でした。
でも、やっぱり道中で泣いてましたよ。
私もできれば助けてあげたかった。
でも、無理なんです。


本殿に着いて、神主さんが出てきました。
泣き続けるるかちゃんを必死になだめてました。
「死にたくない、死にたくない」って。
お友達もひどいですよね。
幸せな事だからって、無理やりおさめようとして。


……はい?
婚礼の儀では何が行われるか、ですか?
それは…本当に聞きたいんですか?
頭の中にまとわりついて離れなくなりますよ。

───まず、花嫁は本殿に入ると、祈祷などを行う場所に連れて行かれます。
そしたら、巫女に両目を潰されます。
さっきの子から聞いたでしょ?フタメサマの由来。
目を潰された花嫁は、身体中に切り傷をつけられ、夜が明けるまで放置されます。

夜が明けたら、神主が本殿に入ります。
そこで、白無垢が真っ赤に染まった状態で花嫁が息絶えていたら婚礼は成功です。
もし、まだ息があったら…より多く傷をつけられ、次の日の朝までまた放置されます。


るかちゃんは、これをやられたんです。
だから泣いてたんです。
何が行われるのか知っていたから。

私は⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。

[水平線]
文章がおかしい。
データが破損しているのか?
いや、そんなはずはない。
[水平線]

2026/04/26 21:23

月町 桔梗
ID:≫ 7r5tHLeuz1RfY
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