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『貴方は将来いい子になるね?』

私は、『真面目』が嫌いだった。

小さい頃から『真面目』というレッテルを貼られ、気楽で元気な人とは程遠い存在になって。

小学生では、クラスで浮いた存在になった。

小学生高学年になっても、変わらない。

こんな人生だからか、こんな言葉を貰った。


『一度真面目になったら戻れない』


私が作った言葉。

間違ってはない。

だって、私は実際そうだから。

だって、3年生の時に、元の元気なキャラを出そうと思って、声をかけた。

だが、返事はいつも同じ。


『ありがとう…。でも、ちょっと用事があるから、ごめんね』


―なんで。

私の心は限界なのに。

でも、その後に言われた親の言葉の方が、傷ついた。


『貴方は将来いい子になるね?』

「…うん」


違う。私は真面目ないい子にはなりたくない。

もっと、自分を出したい。

明るくて、気楽な元気ないい子になりたい。

ぽろぽろと、涙が出てきた。

泣かないの、と言われた。真面目だから。簡単に気持ちを表しちゃだめだから。


夜、夢を見た。

私が、みんなと遊んでいる夢。

顔は、笑顔。

だけど…心が傷ついている。

少し引きつった笑顔を見せながら、走っている自分。

でも、みんなと遊べている。

これが、私が望む明るい…?

―私は、その瞬間に起きた。


…どっちがいいんだろう。

『真面目』は、嫌い。

でも、夢みたいになるのもいやだ。

そんなの、欲張りだ。もっと、真面目にならなきゃ。

…真面目…?

――もしかしたら、私は、真面目に操られてたのかもしれない。

なんだか、心が軽くなった。

操られたいわけじゃないけど、なんだか嬉しい。

…明日、話しかけてみようかな。


――貴方は、真面目か気楽、どっちを取りたい?

作者メッセージ

これ、たぶん一週間限定公開です。
人気出ないと思うし…。
見てもらえたらそのままにするかも…。

2026/01/25 13:23

つぶあん。
ID:≫ 3i.7cpWRhMzXU
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