ある昼。
今の時間は、あまり他の殺し屋も歩き回ることが少ない。
だからか、今はだけはのびのびと好きなことをしている。
[太字]「⋯お菓子の匂いがします」[/太字]
「ゆめと無途仔が作ってるんだって」
リビングに行ってみると、言った通りゆめと無途仔がお菓子を作っているところだった。
もう美味しそうな香りが広がっている。
テーブルには、あずはがゲームをしていた。
すると、あずはが栞と瞳の姿に気づいたのか、手を振った。
「あ、しおりと瞳だ!お菓子食べに来たの?」
「匂いがしたから見てみようと思って⋯。」
二人はそう言うと、テーブルに座った。
しばらく話していると、ゆめがお菓子を持って来た。
「お菓子完成したよ!今日はバタークッキー作ってみたんだ〜」
ゆめはそう言うと、そのクッキーをテーブルの真ん中に置いた。
「美味しそう⋯食べていい?」
「うん!いいよ。うちはちょっと海月ちゃんの部屋にも置いてくるからあとでね!」
ゆめが行くと、こんどは無途仔が紅茶を持ってきた。
「バタークッキーには紅茶が合いますので。私も座らせてもらいます。」
「うん!ありがと!」
瞳がお礼を言う。
すると、雨雪が二階から降りてきた。
「雨雪ちゃんも食べる?」
「⋯じゃあ、少し」
雨雪はそう言うと、クッキーをつまんで一つ口に入れた。
「美味しいです」
雨雪はクッキーをじっと見ている。
「⋯雨雪ちゃん、クッキーあげる![小文字]置いてあるのだけど[/小文字]」
瞳は、手のひらにクッキーを3枚置いて渡した。
「ありがとうございます」
雨雪はそのクッキーを受け取ると、戻っていった。
雨雪が戻っていくと、外から気配がした。
「⋯今の時間帯だし新しく来たのかな?」
玄関を開ける。
そこには、執事服のような服を着た人ではない者がいた。
「⋯えっと⋯は、入ってどうぞっ!」
新しく来た人をあずはと瞳でテーブルに座らせる。
テーブルには栞はいなかった。どうやらもう部屋に戻ったようだ。
「よかったら紅茶と一緒にクッキーどうぞ!」
「ありがとうございます。いただきますね」
紅茶を手に取り、飲むと、笑顔になった。
「⋯では、初めまして。琥珀と申します。」
「琥珀⋯ひ、人なんですか?」
「いえ、鬼、でございます。」
[大文字]「鬼っ!?」[/大文字]
二人が少しビクッとする。
「大丈夫です。思っているような鬼ではないと思うので。」
そう聞いて少しあんしんする。
「それにしても、こちらの紅茶は美味しいですね。」
「はい!無途仔さんが淹れたんですよ。」
そうして、また家族は増えたのであった―
今の時間は、あまり他の殺し屋も歩き回ることが少ない。
だからか、今はだけはのびのびと好きなことをしている。
[太字]「⋯お菓子の匂いがします」[/太字]
「ゆめと無途仔が作ってるんだって」
リビングに行ってみると、言った通りゆめと無途仔がお菓子を作っているところだった。
もう美味しそうな香りが広がっている。
テーブルには、あずはがゲームをしていた。
すると、あずはが栞と瞳の姿に気づいたのか、手を振った。
「あ、しおりと瞳だ!お菓子食べに来たの?」
「匂いがしたから見てみようと思って⋯。」
二人はそう言うと、テーブルに座った。
しばらく話していると、ゆめがお菓子を持って来た。
「お菓子完成したよ!今日はバタークッキー作ってみたんだ〜」
ゆめはそう言うと、そのクッキーをテーブルの真ん中に置いた。
「美味しそう⋯食べていい?」
「うん!いいよ。うちはちょっと海月ちゃんの部屋にも置いてくるからあとでね!」
ゆめが行くと、こんどは無途仔が紅茶を持ってきた。
「バタークッキーには紅茶が合いますので。私も座らせてもらいます。」
「うん!ありがと!」
瞳がお礼を言う。
すると、雨雪が二階から降りてきた。
「雨雪ちゃんも食べる?」
「⋯じゃあ、少し」
雨雪はそう言うと、クッキーをつまんで一つ口に入れた。
「美味しいです」
雨雪はクッキーをじっと見ている。
「⋯雨雪ちゃん、クッキーあげる![小文字]置いてあるのだけど[/小文字]」
瞳は、手のひらにクッキーを3枚置いて渡した。
「ありがとうございます」
雨雪はそのクッキーを受け取ると、戻っていった。
雨雪が戻っていくと、外から気配がした。
「⋯今の時間帯だし新しく来たのかな?」
玄関を開ける。
そこには、執事服のような服を着た人ではない者がいた。
「⋯えっと⋯は、入ってどうぞっ!」
新しく来た人をあずはと瞳でテーブルに座らせる。
テーブルには栞はいなかった。どうやらもう部屋に戻ったようだ。
「よかったら紅茶と一緒にクッキーどうぞ!」
「ありがとうございます。いただきますね」
紅茶を手に取り、飲むと、笑顔になった。
「⋯では、初めまして。琥珀と申します。」
「琥珀⋯ひ、人なんですか?」
「いえ、鬼、でございます。」
[大文字]「鬼っ!?」[/大文字]
二人が少しビクッとする。
「大丈夫です。思っているような鬼ではないと思うので。」
そう聞いて少しあんしんする。
「それにしても、こちらの紅茶は美味しいですね。」
「はい!無途仔さんが淹れたんですよ。」
そうして、また家族は増えたのであった―