《血に焼けたデーモン》
#1
《崩壊》
20XX年、世界は少女のことを知らなかった。
先生も、クラスメイトも、みんな少女を「普通の子」として見ていた。
見ていたのだ。
少女だけは気づいていた。
[太字]''自分の能力が人を殺してしまう''[/太字]事に。
そもそもこの世界で''能力''は、物心がついた時に現れるものである。
そして能力が現れた時、本人は直感的になんの能力が現れたかわかるのだ。
それ以来、誰にも能力のことを話さず、誰にも触れず、独りでひっそりと暮らしていた。
誰かに触れるような授業は全て欠席していた。
......家族は誰もいないから、家族と触れ合えないという心配ならいらない。
[水平線]
[大文字][太字][大文字]『『皆さん!逃げてください!!』』[/大文字][/太字][/大文字]
時が流れ、ある日[太字]''崩壊''[/太字]が起こった。
能力管理部の長__最豊さんの能力が暴走したのだ。
最豊さんの能力は[太字]''化物召喚''[/太字]。
この暴走によって街に化け物が大量発生した。
「はぁ...はぁ...」
私も全力で走った。
こんな能力を持ってたら生きる希望なんて無いかもしれないが、それでも死にたく無かったから。
私の目の前に男の子が居た。
私が化け物に捕まりそうになっているところだった。
私は、反射神経でその男の子を押してしまった。
「あ.......」
「あ.......あ........っ」
[太字][大文字][大文字]「ああああああああああああああああああ!!!!!」[/大文字][/大文字][/太字]
目の前で男の子の体が弾けた。
あたり一面が血に焼ける。
「お''え.....うぷ.......お...rrrr........」
詳しく覚えていないが、多分悲鳴が上がっていただろう。
男の子を産んだお母さんは、きっと絶望しただろう。
私が殺したのに、私も絶望していた。
「...........」
[太字]ごめんなさい。[/太字]ママ、パパ、ごめんなさい。
生きててごめんなさい。
こうなるなら自殺しておけばよかったね。
その後、私は凶暴な能力者が投獄される[太字]プログレッシブ[/太字]に連れて行かれた。
色々聞き取り調査があったと思う。
綺麗事なんて求めていない。
悪意がなくても罪人は罪人。
これは、私の崩壊を綴った物語だ。
多分、架空として処理される。
先生も、クラスメイトも、みんな少女を「普通の子」として見ていた。
見ていたのだ。
少女だけは気づいていた。
[太字]''自分の能力が人を殺してしまう''[/太字]事に。
そもそもこの世界で''能力''は、物心がついた時に現れるものである。
そして能力が現れた時、本人は直感的になんの能力が現れたかわかるのだ。
それ以来、誰にも能力のことを話さず、誰にも触れず、独りでひっそりと暮らしていた。
誰かに触れるような授業は全て欠席していた。
......家族は誰もいないから、家族と触れ合えないという心配ならいらない。
[水平線]
[大文字][太字][大文字]『『皆さん!逃げてください!!』』[/大文字][/太字][/大文字]
時が流れ、ある日[太字]''崩壊''[/太字]が起こった。
能力管理部の長__最豊さんの能力が暴走したのだ。
最豊さんの能力は[太字]''化物召喚''[/太字]。
この暴走によって街に化け物が大量発生した。
「はぁ...はぁ...」
私も全力で走った。
こんな能力を持ってたら生きる希望なんて無いかもしれないが、それでも死にたく無かったから。
私の目の前に男の子が居た。
私が化け物に捕まりそうになっているところだった。
私は、反射神経でその男の子を押してしまった。
「あ.......」
「あ.......あ........っ」
[太字][大文字][大文字]「ああああああああああああああああああ!!!!!」[/大文字][/大文字][/太字]
目の前で男の子の体が弾けた。
あたり一面が血に焼ける。
「お''え.....うぷ.......お...rrrr........」
詳しく覚えていないが、多分悲鳴が上がっていただろう。
男の子を産んだお母さんは、きっと絶望しただろう。
私が殺したのに、私も絶望していた。
「...........」
[太字]ごめんなさい。[/太字]ママ、パパ、ごめんなさい。
生きててごめんなさい。
こうなるなら自殺しておけばよかったね。
その後、私は凶暴な能力者が投獄される[太字]プログレッシブ[/太字]に連れて行かれた。
色々聞き取り調査があったと思う。
綺麗事なんて求めていない。
悪意がなくても罪人は罪人。
これは、私の崩壊を綴った物語だ。
多分、架空として処理される。