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いじめの場面があります
バン!
「「クスクス…」」
「バーカ!そんなんじゃもういつか死ぬわ」
「と言うかこんなやついる意味ある?」
「早く死ねば?」
「それな」
本なんか大っ嫌い……
大っ嫌いなんだから……………
登場人物
沢辺 遥 本が嫌いだったが……
クルセ お願いを叶えられる、図書館の幽霊
長津 奈々 遥をいじめるグループのボス的存在。ぶりっ子。
天方 莉奈 遥をいじめている。奈々の取り巻き。頭がいい?
赤谷 志音 遥をいじめている。奈々の取り巻き。運動神経が良い。
眞山 雪 遥をいじめているが、奈々たちに………
わたしは小さい頃、本が大好きだった。
だって、ハラハラする展開があっても、最後には主人公は好きな人と結ばれたり、宝物を見つけたり、全部ハッピーエンドだったから。
私も中学校に入る前はそう思ってた。
でも現実はもっと厳しかった。
入学一ヶ月でもともだちはできず、成績も優秀だったことから、目をつけられた。
最初はクラスのグループLINEに悪口を書かれたりする程度だったが、徐々にヒートアップしていき、蹴られ、殴られる。
一時期大きなテストがあった。
そこで、テストギリギリで、消しゴムを隠された。
そして私は順位が低くなってしまった。
他にも体操着と上靴を勝手に校庭にに放り投げていたり、美術の時間に描いたイラストが、埃まみれにされていたり、机に油性マッキーで【死ね】などと描かれていることも。
でも、あの子達は私以外の子には良い子アピールしてるから、言っても誰も信じてくれない。
先生に相談しようとも思ったが、それさえ怖かった。
死にたかった。
今すぐこの世からいなくなりたかった。
そして今日もそれは続く。
「バーカ!早く死ねよ!」
と、蹴られる。
「死ね死ね死ね!」
と、ペンで突かれたり、カッターで切られそうにもなる。
そして、胸の辺りを蹴られて、ロッカーに‘ドン!’とあたる。
全身が痛い。
でも、毎日のようにこれだから、私は慣れていた。
すると、普段は誰もいない教室から声が聞こえたとみて、生徒会の見回りしていた先輩がこっちに来た。
そしてドアを開けようとしたとき。
いじめっ子の一人が私をムリクリ掃除ロッカーに、ゴミでも扱うように入れた。
そしてその先輩が入ってくると、床についている血のようなものを隠すように配置につき、
「すいません。私達、クラスだと、ちょっとうるさくて落ち着かないので、ここでお話ししてました…すみません」
そう、言うと、他のメンバーも口々と「何もやましいことは…」「勝手に使ってすみません」「ごめんなさい……」
わたしはそこで気づいた。
このロッカー、内側から開けれないやつだ。
「じゃあ、すぐに帰るように」
と、先輩が言うと、彼女たちは「ふう…まじチョロい」「バレなくてよかった〜ここの血、拭いとこ」と、言うと、「あのままにする?アイツ」「あのままにしよ!」「あのまま枯れ死ね」
なんてことを言っている。
すると四人は次々と部屋を出ていく。
わたしは疲れてしまった。
「はあ…」
わたしはため息をついた。
ボス的存在、長津奈々は、男子や仲良しの女子の前ではお茶目なか弱女子をアピールしているが
根本はこうだ。
その取り巻きの莉奈と志音は、いじめている人を動画で撮ったりと。
さらに莉奈に至っては、テストの日に、クラスの頭がいい方の子達を脅して、カンニングできるように、自分の席の近くに席替えで「ここがいいです」と、言わせていた。
さらにはその子達の消しゴムや鉛筆、ペンを盗んだり、鉛筆の芯を折れたものにすり替えたり、と邪悪な手を使って学年一位へと上り詰めた。
雪は気づいていないが、奈々たちの手のひらの上で転がされている。
なんたって、雑用は全て雪にやらせるのだから。
わたしは出る術を考えるべく、胸ポケットに刺さっていたボールペンを取り出し、掃除ロッカーの下、ドアのわずかな隙間にボールペンを突っ込んで「ギイ」と言う音と共にドアが開いた。
まさに九死に一生というとこか。
死にたいけど、わたしは死ぬ前にあることを一つやりたかった。
わたしは支度をして図書館へ向かった。
昔好きだった図書館だ。
私は児童小説のコーナーへ向かった。
「未来の君へ」と言う本を手に取って読んだ。
この本は小学生の時大好きだった本。
やはり、本は憎かった。
最後の章で主人公は未来の自分が辛いと知って、今のうちに幸せを見つける、と言う任務を果たしたんだ。
私も未来に行って、幸せを見つける、ってことをしたいと思っていた。
でももう私に未来なんてない。
わたしの未来は空に輝くお星様。
みんなを見守る__いや、みんなを憎みながら過ごす星になっていることでしょう。
わたしはこれで死ぬ前にやることは全部済ませた、と思い立ち上がると、一人の女の子が立っていた。
「本、嫌いなの?」
「「クスクス…」」
「バーカ!そんなんじゃもういつか死ぬわ」
「と言うかこんなやついる意味ある?」
「早く死ねば?」
「それな」
本なんか大っ嫌い……
大っ嫌いなんだから……………
登場人物
沢辺 遥 本が嫌いだったが……
クルセ お願いを叶えられる、図書館の幽霊
長津 奈々 遥をいじめるグループのボス的存在。ぶりっ子。
天方 莉奈 遥をいじめている。奈々の取り巻き。頭がいい?
赤谷 志音 遥をいじめている。奈々の取り巻き。運動神経が良い。
眞山 雪 遥をいじめているが、奈々たちに………
わたしは小さい頃、本が大好きだった。
だって、ハラハラする展開があっても、最後には主人公は好きな人と結ばれたり、宝物を見つけたり、全部ハッピーエンドだったから。
私も中学校に入る前はそう思ってた。
でも現実はもっと厳しかった。
入学一ヶ月でもともだちはできず、成績も優秀だったことから、目をつけられた。
最初はクラスのグループLINEに悪口を書かれたりする程度だったが、徐々にヒートアップしていき、蹴られ、殴られる。
一時期大きなテストがあった。
そこで、テストギリギリで、消しゴムを隠された。
そして私は順位が低くなってしまった。
他にも体操着と上靴を勝手に校庭にに放り投げていたり、美術の時間に描いたイラストが、埃まみれにされていたり、机に油性マッキーで【死ね】などと描かれていることも。
でも、あの子達は私以外の子には良い子アピールしてるから、言っても誰も信じてくれない。
先生に相談しようとも思ったが、それさえ怖かった。
死にたかった。
今すぐこの世からいなくなりたかった。
そして今日もそれは続く。
「バーカ!早く死ねよ!」
と、蹴られる。
「死ね死ね死ね!」
と、ペンで突かれたり、カッターで切られそうにもなる。
そして、胸の辺りを蹴られて、ロッカーに‘ドン!’とあたる。
全身が痛い。
でも、毎日のようにこれだから、私は慣れていた。
すると、普段は誰もいない教室から声が聞こえたとみて、生徒会の見回りしていた先輩がこっちに来た。
そしてドアを開けようとしたとき。
いじめっ子の一人が私をムリクリ掃除ロッカーに、ゴミでも扱うように入れた。
そしてその先輩が入ってくると、床についている血のようなものを隠すように配置につき、
「すいません。私達、クラスだと、ちょっとうるさくて落ち着かないので、ここでお話ししてました…すみません」
そう、言うと、他のメンバーも口々と「何もやましいことは…」「勝手に使ってすみません」「ごめんなさい……」
わたしはそこで気づいた。
このロッカー、内側から開けれないやつだ。
「じゃあ、すぐに帰るように」
と、先輩が言うと、彼女たちは「ふう…まじチョロい」「バレなくてよかった〜ここの血、拭いとこ」と、言うと、「あのままにする?アイツ」「あのままにしよ!」「あのまま枯れ死ね」
なんてことを言っている。
すると四人は次々と部屋を出ていく。
わたしは疲れてしまった。
「はあ…」
わたしはため息をついた。
ボス的存在、長津奈々は、男子や仲良しの女子の前ではお茶目なか弱女子をアピールしているが
根本はこうだ。
その取り巻きの莉奈と志音は、いじめている人を動画で撮ったりと。
さらに莉奈に至っては、テストの日に、クラスの頭がいい方の子達を脅して、カンニングできるように、自分の席の近くに席替えで「ここがいいです」と、言わせていた。
さらにはその子達の消しゴムや鉛筆、ペンを盗んだり、鉛筆の芯を折れたものにすり替えたり、と邪悪な手を使って学年一位へと上り詰めた。
雪は気づいていないが、奈々たちの手のひらの上で転がされている。
なんたって、雑用は全て雪にやらせるのだから。
わたしは出る術を考えるべく、胸ポケットに刺さっていたボールペンを取り出し、掃除ロッカーの下、ドアのわずかな隙間にボールペンを突っ込んで「ギイ」と言う音と共にドアが開いた。
まさに九死に一生というとこか。
死にたいけど、わたしは死ぬ前にあることを一つやりたかった。
わたしは支度をして図書館へ向かった。
昔好きだった図書館だ。
私は児童小説のコーナーへ向かった。
「未来の君へ」と言う本を手に取って読んだ。
この本は小学生の時大好きだった本。
やはり、本は憎かった。
最後の章で主人公は未来の自分が辛いと知って、今のうちに幸せを見つける、と言う任務を果たしたんだ。
私も未来に行って、幸せを見つける、ってことをしたいと思っていた。
でももう私に未来なんてない。
わたしの未来は空に輝くお星様。
みんなを見守る__いや、みんなを憎みながら過ごす星になっていることでしょう。
わたしはこれで死ぬ前にやることは全部済ませた、と思い立ち上がると、一人の女の子が立っていた。
「本、嫌いなの?」