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【完結済み】漆黒の大賢者様

#28

番外編『お年玉』

ヒューイsite

アリス『ヒューイって、お年玉貰ってる?』

ヒューイ『うん、まあ貰ってるけど。』

アリス『なにに使ってるの?』

うわ〜…、これって貯金してるとか言ったら、「くれ!!」って言われるやつだー…、これは全部使ったって言わないとまずいやつだー…。

ヒューイ『魔法関連でいろいろと買って、使ったよ。』

アリス『そっかぁ。』

アリスはとほとほと歩いて行った。

…Sランクの彼女は、お年玉というものを貰っているのだろうか。

そもそもお年玉はどこかしらの文化で、あんまりこの世界には広まってないそう。

一回聞いてみよう。

ヒューイ『アリスはお年玉貰ってるの?』

アリス『え?貰うはずないじゃない。Sランクだし。あ、でもカイからは貰ったわ。』

ヒューイ『カイ?貝殻?』

アリス『ああ、ヒューイには言ってなかったかしら。同じSランクのカイ。私と知り合いよ。』

へえ。アリスにSランクの知り合いが…。

それにしても、そのカイさんって人、優しいんだろうな。お年玉をこのアリスに渡しているから。

アリス『あ、もしかしてヒューイ。私からのお年玉が欲しいの?』

ヒューイ『え、逆に聞くけどくれるの?』

アリス『まあ、今回わね。いろいろと付き合ってくれたし、今年はいいかなぁ〜って。』

ヒューイ『じゃあください。』

アリス『はいはいあげるわよ。』

中身を開けると…、なんと3万円入っていた。

ヒューイ『え、こんなに貰ってもいいの?』

アリス『もっちろん。いいわよ。』

ヒューイ『ありがとうアリス。』

自分のへやにかえったあと、俺は貯金した。

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
実に短い…(
本編もよろしくお願いします…!

2024/01/20 07:33

縺薙≠繧九s ID:≫94SCXkg9r2d.U
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