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【完結済み】漆黒の大賢者様

#26

第二章『禁忌の書』十一話『漆属性』

ヒューイ『僕は群青の大賢者じゃなくなった。僕は漆黒の大賢者だ。』

あ〜、ね。うん…。

記憶の隅っこにあったけど、そういえば引き継いじゃったんだよね。なんらかの理由で。誰だっけ、なんか魔法のミスしてヒューイを後継にさせたのって?w(私だああああ!!)

まあいいでしょう。だって、元々群青の大賢者って自称だしぃ〜。正式には認められてないんだよぉ〜。(

まあ私『雌黄の大賢者』は正式に認められている!わっはっは!…まあそんなことはいいとして…。

でもなんかヒューイって現在[下線]覚醒[/下線]をしちゃっている。私はトドメを刺した。

アリス『[太字]光属性・ゴッドレイ[/太字]』

ジェネ『うわあああああ!!』

レイラ『っは…!!』

Aランクの二人はやられた。私たちは勝ったのだ。優勝したんだ。

[水平線]

大会後…。

メディアがわたしたちを取材しようとしてきたそう。学園長から、」よければ取材を受けないか?」と言われたが、私たちは全力で拒否った。
まず私がバレたらまずい。しかも、あの漆属性…。

ヒューイ『そうだね。まずはどこからはなそうか。』

私たちは、客があまり来ない過疎ってるカフェへ来た。

アリス『う〜ん…、そうね。まずは漆属性について教えてもらいましょうか。』

ヒューイ『そのまんまだよ。漆黒の大賢者が使える属性だ。』

ヒューイ『あのとき、他にも使える人がいると話したが、それはただの[太字]偽魔法[/太字]で、本物の漆属性ではない。ただ、流行ってしまっただけだ。』

へぇ。じゃああの1+1が解けなかったあの子が使っていた魔法は偽魔法だったので。それにしては結構強かったけど…

ヒューイ『…今ネットニュース見てるんだけどね、僕たちのことがたくさん取り上げられているよ。』

そう言って、スマホの画面を私に見せた。

【取材完全拒否!?Cランクのペアが優勝!】
【Aランクを余裕で倒す!?メディア陣も恐れたCランクとは?】
【Cランクの二人の強さが異次元!?もはやAランクでもいい強さに圧倒!】
などのタイトルがある。

まああまり興味はないけど、私はSランクだし、そんなに驚かない。アリス・ファーレイトのことについては、少しは載っているはずだ。

ヒューイ『僕は初ネットニュースデビューだね。こういうことには慣れてるの?』

アリス『ええまあ。しょっちゅうよ。Sランクは毎回こういうの載るの。些細なことでも、もうしょっちゅうよ。』

ヒューイ『へえ。物知りだね。…僕もそうなりたいな。』

そうなりたい!?と思った。まあ、今後はどうなるでしょうかね…。私は苦笑いした。

[水平線]

[中央寄せ]【今日のアリスちゃんの講座】[/中央寄せ]

アリス『何故雌黄の大賢者になったか教えるわ。』

アリス『何故ならば…、…私が初めて出した魔法が雷魔法だったからよ!!』

アリス『雷って黄色のイメージあるでしょ?それよ。』

アリス『次回!第二章最終話、「[太字]禁忌[/太字]」』

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!
次は、第二章ラストです!

2024/01/14 14:00

縺薙≠繧九s ID:≫94SCXkg9r2d.U
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