アリスsite

カイ『アリス、君が純白の大賢者になることは決まったよ。』

アリス『…でしょうね。』

カイ『え？…もしかして、既に勝ち取って当然だと思ってたの？』

こんな雰囲気ですが、どうもアリスです！！(๑╹ω╹๑ )

なんとなんと、今日から私は純白の大賢者になることが決まりました！純白の大賢者様は、めちゃくちゃ偉くて素敵な大賢者！その後を継ぐなんて…( ・∇・)

…まあ、試験会場を見て、勝ち当然だと思ってた。元々自信があったこともあるけれど。それよりは…。

もちろんやる気があった人もいたわ。けれども、弱い人が大勢だった。…つまり、私がより[太字]強者という立場に立てる[/太字]状態だった。だから勝てると思った。案の定ね。

だから、この程度の試験は弱いと思った。

立場だけが欲しくってやってきたやつらが多いってことがあらためてわかったわ。」先代を思い出しなさい。」と言いたいほどだった。

ランヌ『まっ、アリスちゃんは強いし、可愛いし〜？面白いし〜！まあ勝っておかしくはねえよなっ！』

ウトト『おめでとうございますわ！流石はアリス・ファーレイト。なかなかですわね。』

フワリ『ふわふわ〜、おめでとぉ〜。アリスちゃんが純白の大賢者様なんて〜、最高だよ。』

カイ『おめでとうアリス。今まで頑張ってきた努力が積み重なってきたおかげだよ。これからも純白の大賢者様として頑張ってくれ。』

………

そうだなぁ。先代は私とは違って優しかった。ってことは、より優しいことも大切。そして、他の人を守ることも大切。

全てを理解し、受け入れ、何もかもを自由にさせる。先代はそれほど優しかった。みんなの太陽だった。明るい笑顔がいつも眩しい…。心がとても混ざり気がない白色な心だった。

そういえば、ところで…。

アリス『私ともうあんまり会えなくなること、それは悲しくならないのかしら。』

ランヌ『なんのことだ？べつにアリスちゃんとは会議とかで会えるだろ？連絡も取り合えるしさあ。』

アリス『あら。実質上、純白の大賢者になった者は、[太字][大文字]Zランクになる[/大文字][/太字]のよ？わかってるかしら。Sランク定期会議には参加しないってこと。この時間がなくなるなんて、最高で素敵な話だわ。』

みんなの顔はポカーン…としていた。

まあこのアリス・ファーレイトが、会議からいなくなるなんて全員悲しむでしょう！？ランヌが言った通り、可愛くて会議を明るくするこの面白さが、この会議から消えていくのよ！！

つまり、私アリス・ファーレイトは、この世界に欠かせない、重要な人物ってことよ！

カイ『あ〜そっか。じゃあ、また別の機会でお会いしよう。』

ウトト『アリス、連絡取り合い、頻繁に行いましょうね。』

…ん？なんか反応が…。

フワリ『そっか〜。まあ、でもわたしたち会えるよね〜』

ランヌ『俺は俺の仕事を精一杯する！アリスちゃんも頑張れよ！』

アリス『みんな反応薄くない！？なにこれ！？』

そうびっくりすると、カイが謎の提案をしてきた。

カイ『でもこの会議には参加してもいいんじゃない？別にSランク全員集まった会議じゃないし。仲良い人らが集まった雑談会議じゃないか？まあ、雑談会議じゃないんだけどね。』

ウトト『賛成ですわ！是非是非、また一緒に！』

アリス『えええええ！？』


[大文字][太字][中央寄せ]結局、また今後からもSランク定期会議に参加することになったのであった。[/中央寄せ][/太字][/大文字]