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ドアを開けると...

#5


私はリリさんに「ついてきて」と言われたのでリリさんのあとをついて行っているが...

リリさんが言った「あの人」って、誰?

「もうすぐつきます!」
「あ、はい」
さらに、帰り方が分からなくなってる...どうしよう...

すると、リリさんは急に止まった。
「?」
「ここですよ!」
私は上を向いた。すると、そこにはすごーい景色が広がっていた!
「[太字]わあああああああああぁあぁァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!![/太字]」
「フフフッ...すごいでしょ?」
「ヤバすぎヤバすぎヤバすぎ」
「言い過ぎ!」
「ほんとに、ヤバすぎヤバすぎヤバすぎ...」
「長い!」
「だって...すごいをこえて、ヤバい!」
「なんか、嬉しい!」
私が見たのは、リリさんの家よりも超でかく、超きれいで、超すごくて、超ヤバい「あの人」が住むところだった。
「広そう!」
「そうだよ!めっちゃ広いんだよ!早く行こ!」
「うん!」

今はどうやって家に帰るかという不安より、あのお城に入るんだ!というワクワクのほうが強かった。

「ほー!すごぉーい!ここが玄関!」
玄関。そこにはたくさんの宝石が埋め込まれていた。
「ん?あそこが受付?」
「うん!じゃ、ちょっと行ってくる!どこにも行くんじゃないよ!」
「はーい!」
リリさんは走って受付の方へむかった。

どこにも行くなって言われてもね〜
気になるんだよね〜
ちょっとだけ...
私は一歩だけ進んだ。
いや...一歩だけじゃ、なにも変わらないよ...
あっちのほうが気になる〜
リリさんが来てからのほうがいいか?
いや〜
気になるぅ!
だめだよね?
うん、ダメダメ...
いや〜
えー
うー
えー
あー
おー

「はあぁぁ....」
私は大きなため息をついた。
「どうした?」
「ん?リリさん!」
「さ、行こう!」
「うん」
さっきの気になったところは今は諦めよう...
中...どんなんだろう?
気になるなぁ...
「じゃ、オープン!」
「ふぉおおおおおおおお!」
「また、変な声が出たね?」
「ごめん。」
「べつに良いよ!」
中...それは超ゴージャスで、超やばくて、超美しくて...
超ワクワクッ!
「樹里、ワクワク!」
「どこかで聞いたことあるな...」
え!リリさん、あのアニメ見たことあるの!?
ここ(異世界)にはアニメというものはないと思っていたのに!?

「ほら、早く!立ち止まってないで!」
「あぁ。うん」

私達は長ーーーーーーい廊下を歩いていく。
次はどんなとこかな〜?

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

今回、長いと思います。
いつも、読んでくれてありがとうございます!

2024/02/08 11:32

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