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ドアを開けると...

#6


私達は長ーーーーーい廊下をひたすら歩いていた。
「ま、まだ?」
「さぁ?」
「ちょっと....休憩っ....し...よ....ハアハア」
「そ...そうだね...私...も....つかれて...き...た....ハアハア」
お!ちょうどいい!ソファーある!
「そこに...座ろう!」
「うん!」
「ねぇ、水なーい?」
「あー。ちょっと探してみる!」
探す!?ん!?ま、いっか...
「あ!あった!」
「ヤッター!」
「はい!どうぞ。」
「ありがと!」
「ゴクゴク...ぷはっ!んー美味しい!」
「ただの水だよ?」
「うん。でも、美味しい!ほら!飲んでみてよ!」
「え?あ、うん。」
「ゴクゴク...」
「どう?」
「うん。いつもどおり!www...でも、美味しいと思って飲んだらちょっとは美味しく感じるね。」
「そーう?」

「さぁーてと。また歩きますか!」
「はぁーい!」
そして、私達が立ち上がろうとした瞬間
[太字]「「立てない!!!!」」[/太字]
私達はおんなじことをおんなじタイミングで言った。
「「www」」
「かぶったっ!www」
「だね!www」
「でもさ、どうする?立てないよ?」
「うん...」
?)「どうするの?」
[太字]「ほわあああぁぁ?」
「きゃああああぁぁぁ?」

「[小文字]だだだだだだ[/小文字]....誰っ!?[/太字]

?)「ん?知らないの〜?」
「知ってるわけないでしょ!」
私は知らない声に言い返した。
?)「あ〜。君は知らなくて当然かもね〜?」
「そうですよっ!この国のこと、まだよくわからないですぅ!」
?)「ふふーん!そういうことなら、教えてあげるよ?すべて!」
「すべて?」
?)「あぁ。」
ふーん....
って、リリさん!黙ってないで何か言ってよ〜!
心の中で叫んでいると、
「あなたはもしかして....」
と、少し考えてリリさんは言った。
?)「よくわかったね〜!すごいぞ!リリ!」
「そうでしたか...あなたですか....」
え?なになに?え?よくわからん!
どうなってるの?
「姿、現したほうが樹里が納得すると思いますが?」
?)「確かにそうだね〜ねぇ、樹里。君は、私とあったことがあるんだけど覚えてる?」
「え?声で判断すると、誰にも当てはまりませんよ!?」
?)「あー。そう?まぁ、それはしょうがない...変えてるから。」
「???あ!」
?)「お!気づいたか?」
「もしかして、リリさんが言っていた『あの人』!?」
「正解!」
リリさんはにっこり微笑んだ。
「え?でも、名前...なに?」
?)「フッ...それはいまから教えるよっ!」
ん?口調変わった...?
?)「わたしの名前は、『サーシェ』」
「さーしぇ?」
サーシェ)なんか文句ある?
な、ないです!すいません!
「あのー。それで、サーシェさんはどのような立場で?」
そう聞いてみると、リリさんが
「大体でわからない?こんなでっかーい屋敷を持ってるんだよ?」
「ん?あ!内閣総理大臣!?」
「なにそれ...?」
あ。そうか。ここ、異世界だった....
「あ〜。ごめんごめん...そうだった。樹里は異世界から来たんだった!」
「え?あ...そうですね。」
そうだ!リリさんからしたら私がいたところが異世界になるんだ。
サーシェ)今からさ〜そっち行くから!
「は、はいっ!」
その瞬間、目の前が光った。
「っ!!!!」
ま、眩しい...
 私は目を閉じてしまった...

少し時間が経って、光がなくなった。
私は目を開けてみる....
と、そこには最初に会った女の子が立っていた。
「え!?」
「ね?あったこと、あるでしょ?」
「あ、うん!」
「へー。会ったことあったんだね〜」
「あのー。サーシェさんは、一番上の位なんですか?」
「イェス!そうだよっ!」
「え...でも、年齢...関係ないの?」
「あ〜。そういうことね〜?正確には、母親が偉い人なのだっ!」
「ふーん...」
「でも、今日は母ちゃん、いないの。」
私)「なんで?」
リリ)「それは知らなかったですっ!」
サーシェ)「実は....」
 



作者メッセージ

最初(一話)に出てきた女の子の名前!
分かりましたか?



正解はサーシェです!
 
【最後に】
いつも、読んでくれてありがとうございます!


2024/02/10 22:08

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