色がない世界で
麗香視点
正直、私も瑞希と同じで信じれなかった。
脳がそれを処理する前に、瑞希が声を上げ始めてびっくりしてしまった。
「、、さっき、嘘ついちゃったなぁ、」
怖くなった。今すぐ、あの空間から逃げ出したかった。
予定なんて、一切入ってない。
だって私、友達いないし。
「、受け止めないといけないなぁ、、」
だけど、言葉と真逆な行動をしてしまう。
「失いたくなんかないよ、、」
そう、私。いや、私たちはリーダーに依存している。
彼がいないと、私がここに存在している意味がない。
瑞希だって、彼のことが好きでしょう?
だったら、なんであんな笑顔で、彼の決断を簡単に飲み込んでるの?
「分からない、、」
分からないよ。
瑞希のしている行動が。
だから、聞いてみたんだ。
瑞希視点
ピコン、と効果音が鳴る。
「ん?、、ってなんで?」
先ほど、予定があると言っていた麗香からメールが来た。
「なんか、あったのか、、?」
恐る恐る、メールの内容を確認した。
その内容は
麗『なんで、リーダーの決断OKしたの?』
という内容だった。
「はぁ、、?何こいつ、、まぁ、返信しとくか。」
ポチポチ、と文字を打っていく。
『その前に、なんで俺にメール送ってきたの?予定は?』
そうすると、数分後返信がやってきた。
麗『ごめん。嘘ついた。予定ない。』
と、来た。
「は、、?何言ってんの、、?」
少し、イライラしながら、返信する。
『なんのために?』
麗『怖くなった。』
『だとしても、嘘をつくのはよくないだろ。』
麗『仕方がなかったんだもん。本当のこと言ったら、空気読めてないやつみたいになるでしょ。だから、あそこで嘘つくのは妥当。』
『は?まず、嘘をつくのはやばいだろって。妥当とか空気読めないとかそういうのなくしたとして。』
麗『だったら、瑞希はあの時どうしてたのさ。あんただって同じ行動してたでしょ。』
『普通に、「ちょっと内容整理したいから、先に帰っててもいい?」とかでいいだろ。』
麗『でも、あの時は嘘をつくことしか頭になかったの。』
「はぁ、、?マジで話通じないんだけど、、」
麗『これは、おいといて私が聞きたいことがあるの。」
麗「なんで、リーダーの決断をOKしたの?』
麗『瑞希だって、リーダーが人生を諦めている様子を見るの、つらかったでしょ?なんで止めなかったの?』
『論点すり替えんな。お前の話はまた後で聞くから、とりあえずなんでそんなに大事なリーダーの前で嘘ついたのって。』
麗『もう、、だから、さっきから言ってんじゃん。あの時、嘘をつくことしか頭になくて、仕方がなかったって話。』
麗『んで、さっきの話に戻るけどいい?』
『はぁ、、まぁ納得はついてないけど、とりあえず話聞くわ。なに?』
麗『さっきも言ったけど、なんで止めなかったの?』
『リーダーが決断したことだから。他人の俺らが、言うことじゃないよ。』
麗『他人?なに言ってんの?あたしらは、他人以上の仲でしょ?』
『でも、実際他人じゃん。』
麗『ひっど。そんなこと思ってたんだ。失望した。』
『勝手に思ってろ。もう、二度と連絡してくんな。』
「、、あぁぁ、、、まじイラつく。」
正直、私も瑞希と同じで信じれなかった。
脳がそれを処理する前に、瑞希が声を上げ始めてびっくりしてしまった。
「、、さっき、嘘ついちゃったなぁ、」
怖くなった。今すぐ、あの空間から逃げ出したかった。
予定なんて、一切入ってない。
だって私、友達いないし。
「、受け止めないといけないなぁ、、」
だけど、言葉と真逆な行動をしてしまう。
「失いたくなんかないよ、、」
そう、私。いや、私たちはリーダーに依存している。
彼がいないと、私がここに存在している意味がない。
瑞希だって、彼のことが好きでしょう?
だったら、なんであんな笑顔で、彼の決断を簡単に飲み込んでるの?
「分からない、、」
分からないよ。
瑞希のしている行動が。
だから、聞いてみたんだ。
瑞希視点
ピコン、と効果音が鳴る。
「ん?、、ってなんで?」
先ほど、予定があると言っていた麗香からメールが来た。
「なんか、あったのか、、?」
恐る恐る、メールの内容を確認した。
その内容は
麗『なんで、リーダーの決断OKしたの?』
という内容だった。
「はぁ、、?何こいつ、、まぁ、返信しとくか。」
ポチポチ、と文字を打っていく。
『その前に、なんで俺にメール送ってきたの?予定は?』
そうすると、数分後返信がやってきた。
麗『ごめん。嘘ついた。予定ない。』
と、来た。
「は、、?何言ってんの、、?」
少し、イライラしながら、返信する。
『なんのために?』
麗『怖くなった。』
『だとしても、嘘をつくのはよくないだろ。』
麗『仕方がなかったんだもん。本当のこと言ったら、空気読めてないやつみたいになるでしょ。だから、あそこで嘘つくのは妥当。』
『は?まず、嘘をつくのはやばいだろって。妥当とか空気読めないとかそういうのなくしたとして。』
麗『だったら、瑞希はあの時どうしてたのさ。あんただって同じ行動してたでしょ。』
『普通に、「ちょっと内容整理したいから、先に帰っててもいい?」とかでいいだろ。』
麗『でも、あの時は嘘をつくことしか頭になかったの。』
「はぁ、、?マジで話通じないんだけど、、」
麗『これは、おいといて私が聞きたいことがあるの。」
麗「なんで、リーダーの決断をOKしたの?』
麗『瑞希だって、リーダーが人生を諦めている様子を見るの、つらかったでしょ?なんで止めなかったの?』
『論点すり替えんな。お前の話はまた後で聞くから、とりあえずなんでそんなに大事なリーダーの前で嘘ついたのって。』
麗『もう、、だから、さっきから言ってんじゃん。あの時、嘘をつくことしか頭になくて、仕方がなかったって話。』
麗『んで、さっきの話に戻るけどいい?』
『はぁ、、まぁ納得はついてないけど、とりあえず話聞くわ。なに?』
麗『さっきも言ったけど、なんで止めなかったの?』
『リーダーが決断したことだから。他人の俺らが、言うことじゃないよ。』
麗『他人?なに言ってんの?あたしらは、他人以上の仲でしょ?』
『でも、実際他人じゃん。』
麗『ひっど。そんなこと思ってたんだ。失望した。』
『勝手に思ってろ。もう、二度と連絡してくんな。』
「、、あぁぁ、、、まじイラつく。」
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