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⚠この物語に登場する人物、団体、グループ名等は、現実世界と関係ありません。

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星の彼方へ -the glory of world star-

#2

#2 偵察休みと作戦綱領

[小文字]アトランティス帝国は、古代にシリウスからやって来た人々が、地球を開拓し、アトランティス大陸に古代アトランティス王国を打ち立てた事が始まりだ。
その後、アトランティスは地球の豊かな資源を基に、地球上の地中海、スカンディナビア、ブリテン、ルイジアナ、ヨーロッパ、アナトリア、シンドゥー、日本、その他多くの土地を支配下におさめ、植民帝国とラ・ムー王家の名の下、永遠の繁栄を築き上げた…

はずだった。

やがてシリウス星人単独の地球支配を快く思わないグレイ人達は、地球に生息していた猿と自らを交尾させ、新たに『人間』を作り上げた。

やがて人間は知能を上げ、我々と戦った。

そして、高貴なるアトランティスは負けた。グレイ種の血を汲んだ猿共に。全植民帝国を失うという屈辱的な講和の末に。

我々は大陸を機械化し、海の底へ沈めた。もちろん、大陸に住む人はそのまま移住した。

やがて人類は欲に塗れ、欲を満たすために同胞を[漢字]嬲[/漢字][ふりがな]なぶ[/ふりがな]り殺し、気に食わない奴らに[漢字]鬼角弾を撃ち[/漢字][ふりがな]戦争を仕掛け[/ふりがな]、自ら斃れた。

それ以降、嘗ての文明から退いた地上人は、アトランティスの事を、単なる夢物語として見ている。不愉快極まりない。[/小文字]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[明朝体]偵察任務の休日、私はブルーノと近くのカフェに立ち寄ったが、どうしてもスッキリしない。
(注:以下の会話は、全て隠語で会話しています。)
ブルーノ「どうした?志桜里、顔色が若干悪いぞ。(レオノール、例の資料の件はどうなんだ?)」
私「ちょっとまだ眠くて、、、昨日夜更かししたからかな?(後でPDFで転送しておきますね。)」
ブルーノ「なんだ。それだけか~よかった。(PDFの件、早めにお願いしますよ~)」
レオノール「誠司くん(ブルーノのコードネーム)、ちょっとトイレ行ってくるね。(ブルーノ、部隊は揃ったか?)」
ブルーノ「お、了解。(はい。)」

勿論、お腹が痛いとかそういうのではない。取り敢えず一人で作業したいのだ。便器に座り込むと、パソコンを開き、陸軍の作戦綱領を少しばかりいじる。

タタタッ、カタタッ…

トイレの個室の中に、キーボードを打ち込む音が響く。

10分ばかり、パソコンをいじっていた。

レオノール「ただいま~」
ブルーノ「さすがに遅いぞ。そろそろ家に戻らないとやばいぞ~(先刻、陸海軍は準備完了と連絡が来ました)」
レオノール「は~い!(了解。)

この地上世界に未来などない。永遠不滅などない。最強などいない。ただ希望はある。

[太字][大文字]我らアトランティスに隷従する…それが地上人の生き残る手段だ。[/大文字]
[/太字]
[/明朝体]

作者メッセージ

第二話完成しました。
賛否両論大歓迎です。

2024/05/09 21:26

AS@関東の民 ID:≫0tS.Wi/U8jY6Y
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