文字サイズ変更

イケメンくんが、私の弟になってるんだが、どうすれば!?

#8


「海城準です。よろしく。」

でも、やはり中身までは違わないようで、どこかそっけなかった。

「それじゃ、海城さんは空いてる席に座って。授業を始めます。」

一時間目が始まった。

だが、みんなイケメンの転校生が気になるのかソワソワしている。

授業が終わり昼休みになると案の定、準の周りの席は人でいっぱいになった。

人に囲まれている準を見て、胃の中に油がいっぱいに入っているときのような複雑な感情が流れた。

「?」

「木佐野さーん。三年の人が、呼んでるよ。」

クラスの女子が言った。

教室を出ると、呼んでいた三年生というのは雷のことであった。

「やぁ、準はうまくやれてる?」

教室から少し見える準は人に囲まれて戸惑っていた。

「まぁ 人気者になってる。」

「なら良かった。あのまま、学校に行くとオタクと間違えられそうな格好だったからね。髪上げた方がかっこいいでしょ。」

準が自分からやろうとしないから、雷が無理やりにやったのかな。

「教室に入ってきたときは、驚いたよ。すっごくイケメンになってるんだし。」

雷がちょっとムスッとした顔になった。

「僕には、言ってくれないんだ?」

「えっ?」

いつもと違う雷にドクンと自分の心臓が跳ねるのを感じた。

「僕には、かっこいいって思わないの?」

「雷........?」

そう言う雷は別人のようだった。

一歩下がるとドアの扉が背中にあたった。

作者メッセージ

観覧数百超えた!
つまんないけど読んでくれてありがとう。

2024/03/27 18:41

憂鬱 ID:≫.tzQZAcDcpmZg
続きを執筆
小説を編集
/ 10

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL