イケメンくんが、私の弟になってるんだが、どうすれば!?
「なんで、ここにいるの?」
雷と準と雷に抱きかかえられた愛衣里の元へ駆け寄る。
「いや、保育園から電話があって、お姉ちゃんに会いたいってぐずっちゃったらしくてお迎えに行ったついでに会おうと思って.........。」
あははと、笑いながら雷が言った。
「そっか。わざわざありがとう。」
愛衣里を抱っこしながらあっと思った。
「そういえば、お弁当届けてくれたの、お二人のどちらかですよね。」
「ああ。届けたのは僕だけど、気付い......」
「早く帰るぞ。さっきから視線が鬱陶しい。」
準が、イライラしながら言った。
確かに女子が集まっているのを忘れていた。
「じゃ、帰ろうか。」
帰り道
「もし僕に手伝える事があったら手伝わせてね。」
「?、うん。ありがとう。」
雷は、微笑みながらそう言った。
ふと、自分の頬に水が落ちてきた。
空を見上げると、今にも大雨が降りそうな、暗く重い雲が広がっていた。
誰も傘は持っていない。
「こりゃ、走って帰るよ、」
案の定、私達が走り出した途端、大粒の雨が降り出した。
あれっ隣にいるのは雷しかいない。
後ろを振り返ると、準が息を切らしていた。
「はぁ........はぁ、先に行って。」
「雷、愛衣里連れて先に戻っといてくれる?」
「分かった。」
雷は、愛衣里を抱きかかえる。
「さてと、乗って。」
準に背中を向ける。
「いい。歩ける。」
「いいから。」
私に気圧されたのか、ため息をついた後に背中に乗った。
「準って意外と、軽い。もうちょっと、肉とか食べたほうがいいよ。」
「.......あんた、女にモテるだろ。」
「まぁ、確かに男より女の方が告白されるの多いけど。」
(男にも、告白されるのか..........。)
「帰ったら、夕飯だな〜。何食べたいの?」
今も、雨は降り続いているがさっきより小雨になってきた。
「.......いらない。」
「えっご飯、食べないとお腹すくよ〜」
そう言っているうちに、家の前についた。
「おろせ、もうおりる。」
「はいはい。」
結局、服がビチョビチョになってしまった。
部屋に入ると、雷と、愛衣里がお風呂に入り終わっていた。
「二人とも、びしょ濡れだからお風呂入ってきなよ。」
そうだな。準も、髪から雫が滴るほど濡れている。
「じゃ、準、先に入りなよ。」
「そっちこそ先に入った方がいい。」
「年下なんだから先に入りなさいよ。」
「年下じゃなくて同い年なんだけど。」
「えっ.........。」
知らなかったんだけど。
「誕生日、いつ?」
「7月9日。」
「よし、2月10日だから私の方が年上だ!先に入ってね。」
雷と準と雷に抱きかかえられた愛衣里の元へ駆け寄る。
「いや、保育園から電話があって、お姉ちゃんに会いたいってぐずっちゃったらしくてお迎えに行ったついでに会おうと思って.........。」
あははと、笑いながら雷が言った。
「そっか。わざわざありがとう。」
愛衣里を抱っこしながらあっと思った。
「そういえば、お弁当届けてくれたの、お二人のどちらかですよね。」
「ああ。届けたのは僕だけど、気付い......」
「早く帰るぞ。さっきから視線が鬱陶しい。」
準が、イライラしながら言った。
確かに女子が集まっているのを忘れていた。
「じゃ、帰ろうか。」
帰り道
「もし僕に手伝える事があったら手伝わせてね。」
「?、うん。ありがとう。」
雷は、微笑みながらそう言った。
ふと、自分の頬に水が落ちてきた。
空を見上げると、今にも大雨が降りそうな、暗く重い雲が広がっていた。
誰も傘は持っていない。
「こりゃ、走って帰るよ、」
案の定、私達が走り出した途端、大粒の雨が降り出した。
あれっ隣にいるのは雷しかいない。
後ろを振り返ると、準が息を切らしていた。
「はぁ........はぁ、先に行って。」
「雷、愛衣里連れて先に戻っといてくれる?」
「分かった。」
雷は、愛衣里を抱きかかえる。
「さてと、乗って。」
準に背中を向ける。
「いい。歩ける。」
「いいから。」
私に気圧されたのか、ため息をついた後に背中に乗った。
「準って意外と、軽い。もうちょっと、肉とか食べたほうがいいよ。」
「.......あんた、女にモテるだろ。」
「まぁ、確かに男より女の方が告白されるの多いけど。」
(男にも、告白されるのか..........。)
「帰ったら、夕飯だな〜。何食べたいの?」
今も、雨は降り続いているがさっきより小雨になってきた。
「.......いらない。」
「えっご飯、食べないとお腹すくよ〜」
そう言っているうちに、家の前についた。
「おろせ、もうおりる。」
「はいはい。」
結局、服がビチョビチョになってしまった。
部屋に入ると、雷と、愛衣里がお風呂に入り終わっていた。
「二人とも、びしょ濡れだからお風呂入ってきなよ。」
そうだな。準も、髪から雫が滴るほど濡れている。
「じゃ、準、先に入りなよ。」
「そっちこそ先に入った方がいい。」
「年下なんだから先に入りなさいよ。」
「年下じゃなくて同い年なんだけど。」
「えっ.........。」
知らなかったんだけど。
「誕生日、いつ?」
「7月9日。」
「よし、2月10日だから私の方が年上だ!先に入ってね。」