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基本原作沿い、時々闇表現、血演出含む

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錯覚させて、愛という魔法で

#5

欠けている

『え、、心残り、、?』
と私の聞き間違いだったのかもしれないと、再度聞いた


「んー、なんか●●ちゃんの言い方、まるで追いかけてきてって言ってるようなもんじゃん」


だが、聞き間違いでは無かった


『、、まあそう言った方が正しいのかもしれないな、、』





「難しいよね」
と優しい温もりの笑顔で、同情をしてくれた



『、、私以外に彼を幸せに出来ないんじゃないかなって思っちゃって。だって、他の女がいたのにそっちで子供を作ってなかったんだし、、それに、私に別れを告げたことなんて一度もなかったから』


もし、私以外に幸せに出来る誰かが居たんだとしたら絶対的にそっちに行くはず、なのに行かなかった、、ということは、、




「お互い愛してたんだね」





『愛していた、、?』



「愛している」この言葉が私は気に食わない。そんなの嘘極まりない、なんて思う、だからこの言葉を口に出すだけで、胸に何本もの針が刺さったように感じてしまう


「私さー、彼氏がいたんだけど実際のところそんなに好きじゃなくてさ。浮気とかも余裕でしてたんだよね」
と急に自分話をしてきたななんて思っていると


「浮気する側も正直、辛いよ」

なんて事を言い出した


『、、辛い?』


「辛いんだったら最初からすんなよって話なんだけどさ、やっぱ人間欠けてるとこあるからどうしてもお互いを使って埋めようとするんだよね」


『、、』


「結局のところ、●●ちゃんはどうしたいわけ?別れて関係をなくしたい?それとも、もう一度会って愛を確かめたい?」





『、、っ!私は、、っ』





[中央寄せ]『もう一度会って、、愛を確かめたい、、!』[/中央寄せ]




2024/03/18 19:30

あーす。 ID:≫0tS.Wi/U8jY6Y
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