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この作品からでも楽しめると思いますが、『平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。』と言う作品を読んでからの方が楽しめると思います。下はURLです。
https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=241&no=1

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私の『能力・案内人』〜弱いけれどこの世界の全ての情報掴んでます〜

#5

第3章『物語の冒頭でありながら、勇者ではないサポートキャラがエクスカリバーを抜いてしまったのですが!?』

「あれ?君らって誰なの?」
[明朝体]私は貴女のサポート役。もう一つは私のアシスタント。私達がこの世界の情報を伝えていくね[/明朝体]
≪お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします≫
まぁ情報が貰えるのは嬉しいし、一人旅は寂しいから話し相手?が出来るって事だよね。よかった。
≪この向こうに、聖剣エクスカリバーがあります≫
「どこにもないけど…?」
目の前にあるのは、石壁。ずーっと続いてて、横に進むしかなさそうだけど…
[明朝体]こう言うのは呪文を唱えると良いよ[/明朝体]
呪文?[漢字]魔法師[/漢字][ふりがな]マジックユーザー[/ふりがな]しか使えないんだよね?私は違うよ?
[明朝体]いいから!『オーペン・セサメ・シードズ』って唱えてみて![/明朝体]
「お、オーペン・セサメ・シードズ!」
すると!
ガガガガガガ…
何かが動く音がした。見ると石壁の一部分が動いて、通れるようになった!
「呪文って凄いね!」
[漢字]魔法師[/漢字][ふりがな]マジックユーザー[/ふりがな]以外も呪文って使えるんだね。今、常識が崩れ落ちたよ。
「あ!なんかある!」
石壁の向こうには丘があった。その丘の上に岩がある。岩には何かが刺さっていた。
≪あれがエクスカリバーです≫
あれ剣なんだ。
[明朝体]残念ながらエクスカリバーは[漢字]勇者[/漢字][ふりがな]ブレイバー[/ふりがな]しか引き抜けないの。貴女には引き抜けないと思う[/明朝体]
私は当然ながら[漢字]勇者[/漢字][ふりがな]ブレイバー[/ふりがな]ではない。だから引き抜けないのかぁ。せっかく来たのに…取り敢えず記念に引っこ抜くふりしておこ!私は丘の上に登りエクスカリバーに手をかける。
「せーの!」
引き抜こうと力を込めると…?
スポッ!
「?」
なんか抜けた…なんか抜けた!?え、[漢字]勇者[/漢字][ふりがな]ブレイバー[/ふりがな]しか抜けないんじゃなかったの!?能力判定式で[漢字]勇者[/漢字][ふりがな]ブレイバー[/ふりがな]とは出なかったのに!?何で!?
[明朝体]抜けたし、持って帰っていいんじゃないかな[/明朝体]
良いのかなぁ…ま、まぁ勇者は悪い人(エマの考えです)だから、勇者に悪影響を与えられる…よね?ってあれ?勇者って私の一家だけじゃないの?なのに何で勇者が別に居るの!?
≪勇者は、わが国、『エメラル王国』には貴女様の一家しかおいでないのですが、他国、『アメジス王国』や『ルビーナ王国』などでは、まれに誕生することがあります。現在の勇者は、『ジョシュア』という方です≫
と、なると私は将来ジョシュアとやらに捨てられるのかぁ。やーだーなー。
≪「勇者は、世界が危機に陥る時に現れる」と伝えられています。現在、再び魔王が現れようとしているようです≫
どぉしよう!ま、魔王!?え、魔王!?確か父と母とお仲間が倒したって言う魔王!?あぁぁぁぁぁ!世界が滅びちゃうよぉぉぉぉぉ!(え?大袈裟すぎ?)
[明朝体]まぁ勇者が倒すんじゃない?[/明朝体]
そっか!勇者が倒すのか!私が仲間にならなければ良い話かぁ。ごめんなさい!話にまとまりがなくて…何はともあれ私はエクスカリバーを片手に、再びエメラル王国城下町に向かって行った───

作者メッセージ

久しぶりの投稿です!今回から、話の進め方を変えさせてもらいます!内容としては、投稿頻度を落とす代わりに、1章ずつで投稿します!と言う事です!ようは1話1話って言うまとまりではなく、1章1章って言うまとまりに変えるって事です!…わかりにくいですね。まぁ投稿頻度を下げます。今後とも宜しくお願いします!おつまほ!

2024/03/21 20:06

まほ ID:≫rpoi0PiB/Rzt.
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