私の『能力・案内人』〜弱いけれどこの世界の全ての情報掴んでます〜
私は町に向かって歩いている。向かうのは『エメラル王国城下町』。アリッサさんの住むお屋敷と、父と母のパーティメンバーであるクリスさんが住むお城の一帯をそう呼んでいる。
「うわぁぁぁ〜!」
「大変なんだよぉ〜!」
町の人達が慌ててかけて行く。何かあったのかなぁ?
「どうしたんですか?」
近くに居た人(逃げようとしている)に聞いてみた。すると…?
「魔物が現れたぁぁ〜!」
「魔物!?」
だとしたら大変だ!助けてあげたい…けど…
[小文字]「私、戦えないよ…」[/小文字]
誰かが戦ってる事を祈ろう…ってあれ?
「体が…光ってる?」
ほんのりと赤く光る体。何これ!?怖い!
[明朝体]それは[漢字]勇[/漢字][ふりがな]ブレ[/ふりがな]…って危ない![/明朝体]
「え?」
後ろを振り返るとそこには…
「オーガ!?トロールも!?」
突っ立っていた私を狙ったらしい。逃げようにも足が竦む。動けない!え!?死ぬの?このまま?そんなの嫌だぁぁぁ!
≪聖剣エクスカリバーを手に持ち、モンスターに立ち向かってください≫
「は?」
言われた通りに手を掛ける。よくわかんないけどさ。
「とりゃぁぁぁぁ───!」
すると!
バタン!
「え?」
モンスター二体が目の前で倒れていた。何で?倒したの?私が?
「魔物が倒れてるわ!」
「見ろ!エクスカリバーを持ってるぞ!伝説の武器だ!」
「彼女は勇者なの!?」
ザワザワ…
辺りが騒つく。一人が私に声を掛けた。
「貴女、名前はなんて言うの?」
「えーと、エマ…じゃなかった。エミリーです」
「エミリーね!貴女は勇者よ!」
その後の話を聞くに彼女はクリスさんと言い、父と母と…(以下略)で、エメラル城の女王様らしい。とんでもない人に勇者って言われたよ…
[小文字]「でも本当に勇者なの?私は確かに勇者の娘だけど」[/小文字]
[明朝体]エクスカリバーを持てた時点で勇者だよ…気付かないのがおかしいってw[/明朝体]
なんか馬鹿にされた気もするけど…私は勇者らしい。はい。
「うわぁぁぁ〜!」
「大変なんだよぉ〜!」
町の人達が慌ててかけて行く。何かあったのかなぁ?
「どうしたんですか?」
近くに居た人(逃げようとしている)に聞いてみた。すると…?
「魔物が現れたぁぁ〜!」
「魔物!?」
だとしたら大変だ!助けてあげたい…けど…
[小文字]「私、戦えないよ…」[/小文字]
誰かが戦ってる事を祈ろう…ってあれ?
「体が…光ってる?」
ほんのりと赤く光る体。何これ!?怖い!
[明朝体]それは[漢字]勇[/漢字][ふりがな]ブレ[/ふりがな]…って危ない![/明朝体]
「え?」
後ろを振り返るとそこには…
「オーガ!?トロールも!?」
突っ立っていた私を狙ったらしい。逃げようにも足が竦む。動けない!え!?死ぬの?このまま?そんなの嫌だぁぁぁ!
≪聖剣エクスカリバーを手に持ち、モンスターに立ち向かってください≫
「は?」
言われた通りに手を掛ける。よくわかんないけどさ。
「とりゃぁぁぁぁ───!」
すると!
バタン!
「え?」
モンスター二体が目の前で倒れていた。何で?倒したの?私が?
「魔物が倒れてるわ!」
「見ろ!エクスカリバーを持ってるぞ!伝説の武器だ!」
「彼女は勇者なの!?」
ザワザワ…
辺りが騒つく。一人が私に声を掛けた。
「貴女、名前はなんて言うの?」
「えーと、エマ…じゃなかった。エミリーです」
「エミリーね!貴女は勇者よ!」
その後の話を聞くに彼女はクリスさんと言い、父と母と…(以下略)で、エメラル城の女王様らしい。とんでもない人に勇者って言われたよ…
[小文字]「でも本当に勇者なの?私は確かに勇者の娘だけど」[/小文字]
[明朝体]エクスカリバーを持てた時点で勇者だよ…気付かないのがおかしいってw[/明朝体]
なんか馬鹿にされた気もするけど…私は勇者らしい。はい。