こっちを向くな赤葦京治
[太字]ぼっちな私[/太字]
○○side
授業とはいっても
何の科目なのか分からんので
仕方なく赤葦を頼ることに。
『ねえ1限目ってなに?』
赤葦「教えないけど。逆に教えてもらえるとでも思った?」
めっちゃ普通に断られたんだけど???
『殺意芽生えたから殺していい?』
赤葦「勘弁して」
『で、結局1限目なに』
赤葦「○○の苦手な生物」
『うわ、保健室行ってこようかな』
赤葦「サボりだってことバラすよ」
『勘弁して』
赤葦「席替えしたいね」
『急になんで?』
赤葦「○○と俺の席遠いなって思って」
『それがいいんじゃん最高だね』
赤葦「最悪だよ。遠いと○○のシャーペン取れなくなるじゃん」
『中学の頃よく取られてたわ懐かし』
てか待てそれのなにが最悪なんだよ。
もしかして私のシャーペン神とか呼び出せたりする?
赤葦「それに近くなったら俺と話せるよ。うれしいでしょ」
『全然嬉しくないよ頭大丈夫?』
赤葦「何回も言ってるでしょ。大丈夫じゃないのは○○だって」
『うざすぎて死にそう』
赤葦「せめて安らかに死ねるといいね」
『死ぬ前提で話すな』
赤葦「えっと1年3組は…」
『赤葦って私のこと無視するの得意だよね。
あとそこなにもないけどなにが見えてんの?』
赤葦「ありがとう」
『褒めてないから』
赤葦「照れる」
『照れんな。そして死んだほうが私のためだと思う』
赤葦「なに?俺がいないと生きていけないって?」
『耳鼻科行こうねバカ葦京治』
赤葦「耳鼻科よりも教室行かなきゃだよ。○○ってとことん馬鹿だよね」
『急に現実見せんな』
赤葦「でも俺と同じ空間で授業受けれるよ。夢みたいだね」
『やばい吐き気する』
赤葦「大丈夫?保健室行こうか」
『誰のせいだと思ってる?』
赤葦「○○をこんな目に合わせるなんて許されないよね」
『お前だよ』
赤葦「!?」
『びっくりすんな』
・
女子「[小文字]えなにそれウケる〜[/小文字]」
女子「[小文字]いやまじそれな[/小文字]」
……やっばもう仲良しグループできてる。
この状況から私は誰と仲良ししたらいいんですか?
『…困った』
キョロキョロと周りの席を見渡すと
後ろも前も横もどこにも人がいない。
ん?私覇王色の覇気放ってる?
赤葦「あれ、ぼっち?」
そんな誰も私に話しかけない中
赤葦はいつも話しかけにくる。
『そう。ぼっちなう』
赤葦「ずいぶん愉快なぼっちだね」
なんだよ愉快なぼっちて。
『なんでこっち来たの』
赤葦「○○寂しいだろうなって思って」
『的確すぎて無理』
赤葦「当たってるんだ」
『うん、音駒いけばよかったって後悔してる』
何気なくそうつぶやいた瞬間赤葦がピリッとした。
あまりの圧に思わず椅子を引いて後ずさる。
『え…なにどうしたの』
赤葦「なんで?」
『え怖いって__』
赤葦「なんで音駒がいいの?」
___…どうやら私は赤葦の地雷を踏んでしまったようです。
○○side
授業とはいっても
何の科目なのか分からんので
仕方なく赤葦を頼ることに。
『ねえ1限目ってなに?』
赤葦「教えないけど。逆に教えてもらえるとでも思った?」
めっちゃ普通に断られたんだけど???
『殺意芽生えたから殺していい?』
赤葦「勘弁して」
『で、結局1限目なに』
赤葦「○○の苦手な生物」
『うわ、保健室行ってこようかな』
赤葦「サボりだってことバラすよ」
『勘弁して』
赤葦「席替えしたいね」
『急になんで?』
赤葦「○○と俺の席遠いなって思って」
『それがいいんじゃん最高だね』
赤葦「最悪だよ。遠いと○○のシャーペン取れなくなるじゃん」
『中学の頃よく取られてたわ懐かし』
てか待てそれのなにが最悪なんだよ。
もしかして私のシャーペン神とか呼び出せたりする?
赤葦「それに近くなったら俺と話せるよ。うれしいでしょ」
『全然嬉しくないよ頭大丈夫?』
赤葦「何回も言ってるでしょ。大丈夫じゃないのは○○だって」
『うざすぎて死にそう』
赤葦「せめて安らかに死ねるといいね」
『死ぬ前提で話すな』
赤葦「えっと1年3組は…」
『赤葦って私のこと無視するの得意だよね。
あとそこなにもないけどなにが見えてんの?』
赤葦「ありがとう」
『褒めてないから』
赤葦「照れる」
『照れんな。そして死んだほうが私のためだと思う』
赤葦「なに?俺がいないと生きていけないって?」
『耳鼻科行こうねバカ葦京治』
赤葦「耳鼻科よりも教室行かなきゃだよ。○○ってとことん馬鹿だよね」
『急に現実見せんな』
赤葦「でも俺と同じ空間で授業受けれるよ。夢みたいだね」
『やばい吐き気する』
赤葦「大丈夫?保健室行こうか」
『誰のせいだと思ってる?』
赤葦「○○をこんな目に合わせるなんて許されないよね」
『お前だよ』
赤葦「!?」
『びっくりすんな』
・
女子「[小文字]えなにそれウケる〜[/小文字]」
女子「[小文字]いやまじそれな[/小文字]」
……やっばもう仲良しグループできてる。
この状況から私は誰と仲良ししたらいいんですか?
『…困った』
キョロキョロと周りの席を見渡すと
後ろも前も横もどこにも人がいない。
ん?私覇王色の覇気放ってる?
赤葦「あれ、ぼっち?」
そんな誰も私に話しかけない中
赤葦はいつも話しかけにくる。
『そう。ぼっちなう』
赤葦「ずいぶん愉快なぼっちだね」
なんだよ愉快なぼっちて。
『なんでこっち来たの』
赤葦「○○寂しいだろうなって思って」
『的確すぎて無理』
赤葦「当たってるんだ」
『うん、音駒いけばよかったって後悔してる』
何気なくそうつぶやいた瞬間赤葦がピリッとした。
あまりの圧に思わず椅子を引いて後ずさる。
『え…なにどうしたの』
赤葦「なんで?」
『え怖いって__』
赤葦「なんで音駒がいいの?」
___…どうやら私は赤葦の地雷を踏んでしまったようです。