私はヒロインに憧れてないのにヒロイン交代させられた件
プシューッ
「東京〇〇区〜〇〇区〜」
『っしょと....』
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『此処で集合だよね....』
「キャーッ!!かっこいいー!」
「お兄さんこっち向いてー!」
キラキラ輝いてるイケメンいるなー、まぁ関係ないけど
「ごめーん!待ったー?」
『え?私...ですか?』
「そうそう!君今日から入る雨晴●●ちゃんだよね?」
『あ、はい』この人先生かぁー!え、嫌なんだけどイケメンの隣歩くの
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「ねぇ、なんで●●ちゃんは[漢字]此処[/漢字][ふりがな]呪術高専[/ふりがな]に入ろうと思ったの?」
『呪いを持ってるのは数少ないでしょう。その数少ない祓える人間が、呪いを祓わないのは少し、図々しいと思ったからですよ』
「そのせいで命を落とすことになっても?」
『それを前提に来てるんですから.....』
「●●ちゃん強いね〜?」
『さぁ、五条さんよりは強くないんじゃないですかね』
「えぇ、そう〜?」
『私の術式は攻撃向きじゃないですから』
「どこがだよ、《呪言》持ちのくせに」
『どこで知ったんですか?資料には書いてないでしょう?』
「あれだよ、気配。なんか気配でわかんだよ」
『そうですか』
「あっ、そういや学生証!」
「はい」
『どうも』
東京都立呪術高等専門学校
学生番号115421 特
氏名 雨晴●●
2002年11月22日生
上記の者を本学学生であることを証明する。
『....特級ですか』
「そうそう!日本で5人目の特級だよ〜!」
『1人は五条さんとしてもう3人は?』
「えーとね、まず1人目が呪術高専で働いてる夏油傑、次に呪術高専2年乙骨優太、次はいっつもその辺ぶらぶらしてる九十九由基だねー」
「あ、ついたよ〜!」
『...ボロ』
「一言目がそれ!?」
『実際、ボロイですよね』
「あ、そういや一年生●●ちゃんと伏黒恵っていう子の2人だからー!」
『...はぁ』
ピリッ
まだ痛む....
《○○ちゃんなんて大っ嫌い!!》
『...はぁ』(二回目)嫌なことを思い出した
ガララ...バーン!!
『この扉脆くないですか?』勢い余ったか?
「●●ちゃんが怪力なだけだと思う」
「なんか、すげー音しましたけど.....?」
「あっ!恵〜!」