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【完結済み】漆黒の大賢者様

#40

final story『純白の大賢者様』十話「致命的な隙」

アリス『火属性・ファイアーショット』

青い青年『無属性・カウンター』

アリス『おっと、私はこんなもので驚かされないわよ。』

青い青年『わかってるさ。君は強いって。だからこそ、今は倒すべきじゃない。』

長期戦に持ち込むと思っていたがやはり本当のようだ。できるだけ長期戦に持ち込みたくはないけれど…。

青い青年は現時点でカウンターや守備魔法しか使ってこなかった。一旦様子見しているのか、それとも私を舐めている?

私はこのままじゃキリがないので、強い魔法を出してみることにした。

アリス『炎・水・風・土…、四大元素の協力!』

そう、四大元素をしっかりと利用した強力な魔法、その魔法の力は、トップクラスとも言えた。四大元素の協力は、実質力技なので魔力切れに注意すれば延々と攻撃することが可能。…まあ破壊力多めの大きなビームって思っておけば大丈夫よ。

青い青年『おっとっと…、少し掠ったなぁ。』

でも延々に撃っていても、どうせ避けられるだけだし、別のところに撃ってもいいが、魔力の消費が激しくなるだろう。私は魔力の消費が小さくすることができるが、流石に強力な魔法は、消費を小さくしても他の魔法よりは消費が激しくなるだろう。

でも攻撃は少しくらったらしいし、それでいいだろう。何故かって、四大元素の協力は掠っただけでも威力が半端ないから。

けれどもそれを耐えれた校長もどうかしてるわ。

アリス『よく耐えれたわね。相当体力が削られるはずなのに。』

青い青年『さっきまで攻撃をくらっていなかったこともあるし、僕の体力が多いこともあるからかな。』

そう言って、青い青年は髪を手で解く。確かにさっきまでは無傷だった。

でも回復魔法を使われるなら…。

青い青年『無属性・キュ…』

もしかして、キュアー…?

(キュアー=回復魔法の一種。本作品では代表的。)

回復させるわけにはいかない…!

アリス『火属性・バーニング!』

青い青年『わっ。』

青い青年は、私の火属性の魔法をまともにくらった。私は急いでたのでそんなに威力がある魔法じゃなかったが、体力が削れたのは確実だ。

…そうか。これは彼の致命的な隙だ。もっと魔法を早く出せれば問題ないのだが、魔法を出す前の時間、"隙が生まれている"。

そして青い青年は、少ししゃがみながら、こう言った。

青い青年『一体君はどれだけ強いんだろうねぇ…』

青い青年『[太字][大文字]純白の大賢者様[/大文字][/太字]の強さ、教えてほしいな?』


…やはり既に私の正体はバレていたのか…。

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
完結まで残り少ないですが、完結までよろしくお願いします…!

2024/02/24 16:52

縺薙≠繧九s ID:≫95W8biv8iH20g
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