ないこ side



ないこ「〜〜♪」

俺はいまうっきうっき！
なんでって？
今日は俺の誕生日だから!

ないこ「おっはよ〜！」
●●「おはー」
他メン「おはよー」
父「おはよう、今日はうきうきだなw」
母「おはよう、朝ごはんできてるわよ」
他メン「はーい」

あれ？
お誕生日おめでとうとかないの？
もしかして忘れてる⁉︎
いやいや、それはない
だってうちの家族だれか誕生日だったらめっちゃ盛大に祝うもん（すげぇな
知らない人でもね（ヤバ

●●「ない兄〜ここの問題手伝って〜」
ないこ「う、うん」
ないこ「ねぇ、今日なんの日だっけ」
●●「え？紬の日？」
ないこ「そうじゃなくて〜」
●●「囲碁の日？」
ないこ「うーん、違う」
●●「魚河岸初競の日？」
ないこ「違う〜」
●●「シンデレラの日？」
ないこ「なんでそんなに出てくんの？」
●●「いちごの日？」
ないこ「だからなんでそんなに出てくんの!」
●●「私が天才だから？」
ないこ「うーん、」

え〜本当に忘れてる？
不安になってきたんだけど

ないこ「まろ〜アニキ〜今日なんの日？」
まろニキ「ホームセキュリティの日」
ないこ「そこ揃えないで.....」

えぇ？2人も覚えてないの？
じゃあ子供組だ!

ないこ「こっどもっぐみ〜今日は何の日〜？」
子供組「遺言の日」
ないこ「なにそれ怖っ」

俺の誕生日そんな怖い日だったんだ
お父さんとお母さんは流石に覚えてるよね
そうじゃなかったら俺泣くよ？

ないこ「お父さん〜お母さん〜今日なんn」
両親「15歳にエールを送る日」
ないこ「そう！俺！今日で15歳！」
父「なにを言ってるんだ今日は1月4日だぞ？」
ないこ「違う!今日は1月5日！」
ないこ「俺の誕生日!」
母「そんなことより宿題やった？」
ないこ「うぅ、やってない.....」

えぇ、本当にどうしちゃったの？
もういいや、自分の部屋で勉強しよ


●● side



ない兄に今日なんの日？って聞かれた時はひやっとした〜
ちゃんと誤魔化せたかな？

初兎「今のうちに飾り付けしよ」
母「私はケーキを作るわ」
りうら「りうらプレゼント買ってくる」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
●●「あ、ヤバいない兄降りてくる」
ほとけ「部屋の電気消そ」
ｶﾁｯ
悠佑「みんな隠れて〜」


ないこ side



はぁ、勉強も終わったし
なんか食べよっかな
あれ？今日は静かだな
いつもなら動物園並みにうるさいのに（失礼

ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ないこ「うわっ！」
みんな「ないこ！お誕生日おめでとうー！」
ﾊﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ないこ「えぇ！ありがとう！」
ないこ「みんな忘れてたのかと思ってた」
いふ「そんなわけないやん！」
●●「ない兄の誕生日忘れるバカがいると思う？」
ほとけ「ないちゃん何歳になった？」
ないこ「15歳!」
初兎「今日は15歳にエールを送る日やで」
いふ「まろも15歳.......」
ないこ「まろにもエールを贈る日だ」
いふ「んふふ、ありがとう」

●●「ない兄、誕生日プレゼント、」
ないこ「あけていい？」
●●「うん」

なんだろ
大きさは.....
そんなに大きくない
予想つかないな

ないこ「えぇ⁉︎」
ほとけ「どれどれ〜？」
りうら「おー！」
ないこ「これ、●●ちゃんの描いた絵？」
●●「うん、嫌だった？」
ないこ「ううん、すっっっごく嬉しい」

悠佑「改めて」
いふ「ないこ！」
初兎「15歳の」
ほとけ「誕生日！」
りうら「おめでとう！」
みんな「おめでとうー！」
ﾊﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ないこ「最高の誕生日だよ」