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めろんぱーかーは出来損ないの溺愛症候群らしい。

#2

2話 『溺愛されてよ』

溺愛されてよ。

そんなの、漫画の中でも聞いたことはない。
「ねっ。いいでしょ?」
グレーの髪色をした男の子はそう言った。
....なに、かるすぎない、この人。怪し...
「溺愛もなにも...ごめんけど私には無理。」
もう話しかけられないよう、冷たく言った。
「無理じゃないよ。ほら、愛されてないんでしょ?その感じからして。」
「.....は?」
え.......?なに、わかってるの...?いいや、わかってはいなかっただろう。疑問形になっているから。
「僕らはね。君の逆なんだよ。愛することがわからない。だから、教えてほしいんだ。」
何を言っているのだろう。愛することを知らない人が愛したいなんて言うのだろうか。愛されることを知らない人に愛したいなんて言うのだろうか。色々な疑問が浮かび、一つだけ聞けそうなものをとりあげ聞く。

「........僕『ら』ってなに...?あなただけじゃないの...?」
「僕だけなわけないでしょ〜。一人じゃこんなことできるまい。」
「......とっ、とにかく!ご遠慮させていただきます!じゃあね...!」
無理、ムリムリムリ。生理的に受け付けられない...!
そもそも全く面識がない人にそんなこと言う!?こっちもやんなっちゃう。

「.......しょーがない子だなぁ...。」


side なろ屋

僕だって、別にこんなことしたくてしてるわけじゃない。ただ、『みんな』が言うから....

[水平線]
「なぁ、なろっち。」
翔くんが声をかけた。どうしたの、と返事をする。
「俺も、そろそろちょっとまともに好きになりたいねんけど。」
「.....はたからみたら誤解を招く言い方するね。」
好きになりたい。
まぁ直訳すれば、誰かを愛することを知りたい、ということだ。
それはこの場にいる全員が思っていることであろう。
「そうだね〜。さすがに心ないのもつかれるしね。」
そらちゃんはそう言った。おお、横から入るのうまいな。

「じゃあとりあえず愛されてなさそうな人探して愛することを教えてもらおうよ。」
かもめんがそう言う。
「....どういうことだ?」
かいてぃーがかもめんに言う。....たしかに、どういうことだ。
「死にたい、とか、愛されたい、とか思ってそうな人に声かけて愛されて、って言ったら喜んで愛されてくれるんじゃないか、っていう。それに愛し方みたいなんも教えてくれるんじゃないかなって。」
「おお、かもめん天才。じゃあ僕とりあえず行ってくる〜。」
僕はさっそくかもめんの作戦に乗りかかった。

______________これが、僕と●●との出逢い。

作者メッセージ

こんにちは!作者です!あ、待って。私小説のこの感じ好きなんだがwww
てか私、今まで国語の成績だけは5以外とったことないんですよ。すごくないですか?wこれも、普段からいろんな小説読んでるからのと、こんな感じで小説書いてるからですよねw(((((小説投稿始めたのついこの前のくせに何いってんだよ
閲覧者様ありがとうございます!じゃあ、またねっ!

2023/11/30 21:10

なろっこさっきー ID:≫ipB8eroXHA3fE
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