[小文字]光[/小文字]「やべ、見てはいけないこと&聞いてはいけないことを聞いてしまった。」
[小文字]淳司[/小文字]「み、見なかったことにしとこう。」[水平線][小文字]私[/小文字]「へ？」
[小文字]慎二[/小文字]「あ、嫌だったら大丈夫だから。」
[小文字]結月[/小文字]「うんん。ありがと。一緒に食べよう。」
[小文字]慎二[/小文字]「ああ。」
[小文字]結月[/小文字]「[小文字][小文字]好き……[/小文字][/小文字]」
[小文字]慎二[/小文字]「聞こえる。」
推しは微笑みながら言った。
[小文字]結月[/小文字]「んが[小文字]（声が漏れた）[/小文字]」
[小文字]慎二[/小文字]「ちょっと場所を変えよう。」
[小文字]結月[/小文字]「うん。」

私たちは誰も見ない場所に来た。

[小文字]慎二[/小文字]「いただき。（結月の弁当に入っていたエビフライを食べた）」
[小文字]結月[/小文字]「ちょっと。それ、大好物なんだよ。（慎二の弁当に入っていたミートボールを食べる）」
[小文字]慎二[/小文字]「食べ物交換だな。」
[小文字]結月[/小文字]「うん。」
私と慎二くんは笑いながら言った。
（推しの笑顔……死ぬ……）