この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

あなたの名前

文字サイズ変更

特級呪術師護衛任務へ行くそうで

#94

特級vs特級3

技を出される前に一瞬で距離を詰める。
これくらいの距離だと、封術を使うより走った方が相手に呪力の流れが悟られにくい。
●●『(コイツ確かバカ硬いんだよな。そんで弱点が、)』
パシッ
花御「!!!(速い!!反応できなかった…!!呪力で強化を…)」
ドリュリュリュリュリュリュッッッ!!!
●●『(顔面の木!)』
●●『眼球無くて残念だったなァ!!こっから術式ぶち込んでやるよ!!』
シュルルルルルッドスドスドス!!!
ボコボコッ
パァンッ!!
1-B「???????」
1-A「(こっっっっわ)」
虎杖悠仁「え゙…ガチで…??」
伏黒恵「マジかよ…(その倒し方アリか?)」
●●『抵抗してこなかったな。前会った時祓っときゃ良かった』
釘崎野薔薇「(いや抵抗するヒマなんて無かったわよ…!!)」
糸師瀬成「あっちゃ~花御かわいそw僕も気をつけよーっと!」
●●『お前もキモ特級と同じとこに送ってやるよ』
糸師瀬成「んー、それはどうだろうね♡」
●●『は?』
糸師瀬成「ほら足元見てみな、さっきからあったよ?」
●●『足元…?』
足元へ目線を移す。
●●『ッッ!!嘱託式の帳!!』
全く気づかなかったけど、確かに私の足元に杭が打ち付けてあった。
●●『(範囲は?いつからあった?言霊を唱えている術師はどこだ?強度…呪力消費量は??)』
この時、一瞬でも考えたのが良くなかった。


先に杭を壊すべきだった。
ドドドドドドッ
●●『(視覚効果より術式効果を優先してあんのか…上手いな)』
伏黒恵「●●!!早く外n((
●●『恵!』
伏黒恵「ッ…!!」
●●『外、頼んだ!!(笑)』
伏黒恵「ッ、応ッ!!!」

帳が、完成した。
[打消し]                     [/打消し]
●●『(まァ下りたところで破りゃいい話っしょ)』
糸師瀬成「破ろうとしても無駄だよ」
バチィィィイイ
●●『…[漢字]私だけを[/漢字][ふりがな]・・・・[/ふりがな]閉じ込める帳か』
糸師瀬成「正解!やっぱり僕の妹は凄いなぁ!!」
●●『…瀬成、[漢字]模倣[/漢字][ふりがな]コピー[/ふりがな]の条件は何だ?』
糸師瀬成「知りたいの〜?別に良いけど」
糸師瀬成「血、だよ。術者本人の血を摂取することでコピーできるの」
●●『じゃあ…私のは?』
糸師瀬成「え…今、何て?」
●●『?だから、私の術式はコピーしてんのかって』
糸師瀬成「は、いや、出来るわけ無いでしょそんなの…」
●●『は?んでだよ、お前なら出来んだろ』
糸師瀬成「●●…自分の術式の事、そんなに知らないの?」
●●『糸操術式だろ?何がそんなに…』
糸師瀬成「その術式、僕だと10分使うだけで呪力切れになるくらい呪力消費激しいんだよ」
糸師瀬成「●●は呪力量が多いから、今までそんな事気にしなかったのかな…。普通は気づくと思うんだけど」
●●『は……』
私は、今まで私がそれに気づかなかったことよりも、その前の言葉に気を取られていた。
●●『たった10分で、呪力切れ…?』
私、3日間フル稼働させてたんだけど大丈夫そ…?
糸師瀬成「…少し話ズレるけど、」
糸師瀬成「●●みたいに糸操術式を持って生まれた術者は、大抵の術師を凌駕する膨大な呪力量があるんだ。これは先天的なものだよ、後から何かしら手を打って使えるようになったとしても呪力量は増えない」
糸師瀬成「そして●●の領域展開、"雁死搦召"も呪力消費がえげつないから、糸操術式を先天的に授かった術師じゃないと上手く扱えないんだ」
●●『糸操術式を所持してる術師の、領域内での攻撃の必中率が高いのも、他より呪力量が多いからなのか?』
糸師瀬成「さぁね、まだそのあたりは解明されてない。ブラックボックスだよ」
●●『あっそ、ご丁寧にどうもッ』
糸師瀬成「ヒョイ」
糸師瀬成「…ぬるいね」
●●『あ゙?』
糸師瀬成「花御みたいに僕の体内に術式ブチ込めば済む話じゃん、何でやんないの?」
●●『ッ………』
糸師瀬成「……もしかして悟くん達から聞いたの?僕の事」
●●『ンで知ってんだよ』
糸師瀬成「勘だよ。本気で殺ろうと思えば僕なんか瞬殺できるはずでしょ?」
糸師瀬成「ま、」


糸師瀬成「せっかくの血を分けた兄妹だもんね?(笑)」
●●『ッ……』
五条せんせー達から、瀬成の境遇は教えてもらった。
瀬成は私の代わりに術師になった。
あの時私が術師になっていれば。
私のせいで、呪詛師の道を歩ませてしまった。
そういう感情がちらつくせいで無意識に決定打を打てなくなっている。
●●『瀬成は…私のために呪術師になった?』
糸師瀬成「……そこまで聞いたんだ、想定外」
●●『(否定しないっつーことはやっぱりそうなのか…)』
糸師瀬成「(少しだけど動揺してる…確証は無かったのか。ま、いいや。●●の弱点が分かったし)」

糸師瀬成「(●●は僕とは違って…優しすぎる)」
[打消し]                     [/打消し]
今日、[漢字]アイツ[/漢字][ふりがな]糸師瀬成[/ふりがな]と会話してから徐々に記憶が戻ってきている。
私が大好きだった兄さん。
その兄さんが、呪詛師になっても会いに来てくれていたこと。
最後に会ったのは、…父親の葬式か。

もしかしたら彼はもう、その時から堕ちかけていたのかもしれない。

多分、そこに私が追い打ちをかけてしまった。

葬式で兄さんに声をかけられた。でも、私は"兄さん"だと気づかなかった。
明らかに他人行儀。

自分が身代わりになってでも守ろうとした妹は、自分に気がつかなかった。呪術師になった意味を見失い、堕ちるのも無理はなかっただろう。

●●『兄…さんッ…』
糸師瀬成「…僕のところへ来る気になった?」
●●『ッ…』
兄妹なんて関係ないだろ。
私達は呪術師と呪詛師。

動け。
●●『[小文字]ッ[/小文字]……』
動け。
●●『〜〜〜ッッッ…』
動けよ…!
●●『ぁあ…ッ…』
何で…!!
糸師瀬成「何で震えてるの?」
●●『!!』
兄さんが私の頬を撫でる。
●●『ッ…やめろッ!(パシッ』
糸師瀬成「!」
●●『私とお前は!今は敵同士なんだよ…!』
●●『血が繋がってようが…お互いがお互いを殺さなきゃいけないんだ』

そうだ。

私の仕事は、呪霊を、呪詛師を確実に[漢字]祓う[/漢字][ふりがな]殺す[/ふりがな]事…。

例えそれが、家族であっても。
シュルルルルルッ、ギチギチッ
糸師瀬成「ッ…!!」
●●『ッ領域、展開』

嫌だ。

●●『雁死搦召!』

嫌だ嫌だ嫌だ。

●●『【】……』
"死札"
たった3文字だ。たったの3文字。

なのに言葉が出ない。

呪力も…流れが止まった。
バシュウッ
同時に今さっき展開した領域も閉じる。


●●『ああ…』

私に、


糸師瀬成「…僕は殺せない」

作者メッセージ

一週間以上遅れちゃったぁぁぁあ………。
始業式とか入学式とかでバチクソ忙しかったの……。
ごめんなさい……。

2024/04/14 21:22

Ariadne ID:≫1p5msoFl29r8c
小説を編集
/ 103

コメント
[24]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL