- 閲覧前にご確認ください -

悪役令嬢が出てきます。言葉が多少悪いかもしれません。

文字サイズ変更

私は、傲慢の悪役令嬢なり。

#3

三話『悪役令嬢は恋をしますわ〜!』

突然ですが、わたくし、恋をしてしまいましたの〜!

わたくし、そろそろ悪役令嬢系のキャラになろうと思いまして、キラッキラの美しくかわいい悪役令嬢になろうと決意しましたわ〜!!!

…まあ、この世界の人に迷惑かけない程度の悪役令嬢で。

私はあの王子様に恋をしてしまった。

つまりあの茶髪の可愛い女性とは勝手にライバル関係となるが、あの王子様とてもカッコよかった。…まあ転生?して悪役令嬢になったから、私じゃないしだったらもうめちゃくちゃにしていいのではないか?と思ってしまったので、こうなったのだ。

【トントン】

メイド『メイドです。』

ヘアンナ『え、あ、…どうぞ。』

そういえば私悪役令嬢だったんだ。改めて自覚した。

メイドが今日の予定を話してきた。

メイド『本日、南の国の王子様と面会ですが…。』

ヘアンナ『あら〜!…って、私以前のパーティーでお会いしましたの?』

メイド『ルート様とご結婚された方ですよ。ほら、前のパーティーで結婚報告したあの王子です。』

ヘアンナ『…、あっそうでしたわね〜!!わたくしよく忘れがちでして〜〜!』

メイド『そうでしたっけ…?』

メイドを困らせてしまったと思った。どうやらあの王子様らしい。しかもあの茶髪の可愛い女性は、『ルート』というそうだ。ルート?道?…まあいいや。

けれどあの王子様とまた会えるなんて…。私はとても嬉しかった。

そうと決まれば早速面会の準備よ、ヘアンナ・ペペロンチーノ!!

[水平線]

【面会の時間】

王子様『やあ。久しぶりだねヘアンナ。』

わ、わたくしを名前呼び…!?タメ口…!?少し混乱するが、おそらくそれだけ親しい仲だったのだろう。王子様はどうやら『ユーマ』というそうで、とてもイケメンで素敵な男性だ。

ユーマ『最近はどうだい?元気にしてるかい?』

ヘアンナ『最近何かと忘れがちですの。昨日の夕食や、人の名前…、もっ、もちろんユーマ様の名前は覚えてますのよ!』

本当はメイドから聞いた。まあ私自身は初対面なので名前すら、いや、ほぼわからない状態だ。

ユーマ『…前は僕のこと呼び捨てしてくれたのに、急にどうしたんだい?』

ヘアンナ『あ…、さ、さっき申し上げたように忘れがちでして〜!ごめんあそばせユーマ!』

すっかりと忘れてた!と思い、反省する。その時だった。ユーマが衝撃の発言をしたのだった。

ユーマ『…もしかして、嫉妬してる?』

ヘアンナ『し、し、し、嫉妬!?ユーマ、いきなりなんで嫉妬なんて言葉…』

ユーマ『僕は「ルート」のことなんて好きじゃないよ。…勝手に結婚させられただけさ。』

ユーマ『君は…僕のことを今もずっと嫌ってたけど、…[下線]好きにさせてやるからな、ヘアンナ。[/下線]』

…え。

……え…?

もう好きです!大好きです!なので浮気してもらっても構わないので結婚しましょう今すぐに!

私が転生する前のヘアンナは、どうやらユーマのことを嫌っていた模様。…しかし、今じゃ私だから嫌うというわけにもいかない。文美のときもそうだが、私は地味でいつも誰にでも優しく生活していた。悪口を目の前で言われないように。

ルートと結婚したのは…、親から何か言われて結婚したのだろうか。

ユーマが話を続けた。

ユーマ『…好きになろうよ僕のこと。』

ユーマ『僕、本気だからね。ヘアンナ。』

まるでゲームの世界?と思ってしまうような面会であった。

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2023/12/27 22:31

縺薙≠繧九s ID:≫905K2bUGI9WHg
続きを執筆
小説を編集
/ 15

コメント
[6]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL