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⚠この物語に登場する人物、団体、グループ名等は、現実世界と関係ありません。

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星の彼方へ -the glory of world star-

#4

#4 テロの誘惑

[明朝体]レオノールは、陛下への任務報告の後、国軍省のブルーノの元に立ち寄った。
「レオノール、陛下は喜んでいたか?」
「はい。彼も地上人を殲滅したいようですから。」
「俺らが生まれてから600年近く過ごしてきた間に、この国では色々な事があったよな。」
確かに私の人生は、何かしらの事件があった。個人的なものから、国の存亡にかかわることまで…
「民主派が皇帝を追い出してアトランティス共和国を作ったり、夢現軍(夢現教で洗脳された民間人)が武装クーデターを起こしたり…」
でも、アトランティス・ムー・レムリアの3大国は、懸念しているものもあった。

[太字][大文字]地上人の知能だ。[/大文字][/太字]

地上人の知能は未知数であり、闇雲に攻撃を仕掛けた所で、地上軍の力が万が一高かった場合、返討ちに遭って逆に本土に侵攻される可能性さえある。

そのため、陛下とブルーノ、私の3人で、これまでの作戦とは別に『オペレーション-零-』の立案を始めた。

「地上人は、ある地域に固まって住み、そこに国の機能を一極集中させる特性がある。そこで大規模な暴動を起こし、奴らの軍の司令部を破壊すればいいと思います」
成程、その点もあったか。
私「はいはーい!私は、都市の首脳部で暴動を起こす部隊と、軍事司令部の近くで暴動を起こす部隊に分けた方がいいと思います!」
陛下「レオノール、確かにその意見には賛成だが、一つ問題がある。」
問題?何だろう?
ブルーノ「なんですか?」
陛下「地上一の軍事力と猜疑心を持つ国、アメリカだ。」
続けて陛下はこう言う。
「奴らの国は、警察、わが国でいう保安隊でも、正規軍程度の武装をしている集団がある。彼らは自らの命令に背くものなら同胞でも問答無用で殺しにかかる。」
怖っ…そんな狂人の国みたいなのが地球にあるなんて…
でも確かに地上には狂った思想も多い。人間の欲を捨てずに平等を実現しようとする思想や、永遠の繁栄を掲げる思想だってある。この世界は諸行無常だというのに…

「では都市部で暴動を扇動する。その役をレオノール、其方に任せる。」
やったー‼ウレピイ

暫くして…

「レオノール、準備はどうだ。」

「完了しました。準備が出来次第起爆します。」

アトランティス帝国が最初にターゲットを絞ったのは…

[太字][大文字][大文字]日本の心臓部、永田町だった…[/大文字][/大文字][/太字][/明朝体]

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2024/05/11 16:40

AS@関東の民 ID:≫0tS.Wi/U8jY6Y
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