好きな子は恋心をわかってない!
瑠璃岡side
耳がおかしくなったのかと思った。
青坂くんが浮気しようとしたこと、さらにその相手が友達だったこと。なんだか、大事にされてないみたいで、悲しくなった。あの、笑顔は、優しさは、嘘だったのかな?そう思って、朝、会ったときも、どうやって返事したのか覚えてない。
青坂『瑠璃岡、さん、』
あの、優しい顔…。私のために、ちょっとおかしな方向に努力してくれたり。ずっと真剣に話を聞いてくれたり。あれは、本当に、うそ?
瑠璃岡「めっちゃん、私、あの、青坂くんに聞いてみる…」
茶川「は?もう別れなよ。」
瑠璃岡「いや…」
茶川「私のことを疑ってるの?」
瑠璃岡「そうじゃなくて、」
茶川「……そう、…じゃあ、私も行く。私も被害者だし。」
めっちゃん……
青坂 side
青坂「瑠璃岡さん……」
瑠璃岡さんは、ちょっと、うつむいたあと、またこっちをみてくれた。クラスのみんなは僕達の行く末を見守っている。
瑠璃岡「めっちゃんに告白したのって、ほんと?」
青坂「え、ううん。そんなこと、してない…」
めっちゃん?そこで、瑠璃岡さんの隣にいる人が目に入る。あれ?どこかで…
青坂「あ」
青坂「朝の人…」
瑠璃岡「??」
茶川「……」
瑠璃岡「なにかあったの?」
青坂「え、いや、その、」
ビンタされたっていっても、めっちゃんさんが責められてはかわいそうかもしれない。だが、言えないからか、クラスメートはまたざわつきだした。
桜井「なにがあったの!?」
吉永「落ち着きなよ、マユ!」
晴崎「うわさは、ほんとだったのか?」
ちがうちがう、そこは否定しなきゃ。
青坂「それは違うよ。朝会ったのは事実だけど…」
茶川「認めなさいよ!!!!」
いきなりめっちゃんさんが叫んだ。クラスがしんとなる。
茶川「朝会ったの!!呼び出されて、告られたの!!!事実!!!何よこいつ、今更言い訳しやがって!!!」
静まり返った教室は居心地が悪かった。なんでだ?なんだか目眩がしてきた。足の力が抜けてきて、崩れるかと思った。そこに、クラスメートの追撃。
クラスメート「俺さ、朝いつも早めに来てるんだけど、青坂いつもより早かったよな?なんで?しかも、なんか二人でいたよな。『サイテー!』って声聞こえてきたしさ。」
ざわっ、確定じゃん。そんな事するやつだとは思ってなかったわ。えぐ。そんな声が聞こえてきた。もう、だめだ、崩れる寸前だった。
晴崎「青坂は、そんなことしねえよ!!!」
晴崎が、僕の肩を支えた。驚く。
晴崎「したの!?してねえよね!?」
青坂「う、うん。」
桜井「朝は、なんで早く来たのか、言える?」
青坂「なんとなく。朝、早く目、覚めたから。朝早く行ってみよう、って、思って。」
吉永「茶川さんと朝会ったっていうのは?」
青坂「登校してきたら、呼ばれたから、ついてった、だけで、」
青坂「ゔ」
頬の痛みが蘇る。今更か。と思ったら、違った。もう一度のビンタを食らったようだった。
瑠璃岡「は、」
瑠璃岡「青坂くん!!!」
茶川「まだ心配すんのかよ!!!そんなやつのこと!!!」
耳がおかしくなったのかと思った。
青坂くんが浮気しようとしたこと、さらにその相手が友達だったこと。なんだか、大事にされてないみたいで、悲しくなった。あの、笑顔は、優しさは、嘘だったのかな?そう思って、朝、会ったときも、どうやって返事したのか覚えてない。
青坂『瑠璃岡、さん、』
あの、優しい顔…。私のために、ちょっとおかしな方向に努力してくれたり。ずっと真剣に話を聞いてくれたり。あれは、本当に、うそ?
瑠璃岡「めっちゃん、私、あの、青坂くんに聞いてみる…」
茶川「は?もう別れなよ。」
瑠璃岡「いや…」
茶川「私のことを疑ってるの?」
瑠璃岡「そうじゃなくて、」
茶川「……そう、…じゃあ、私も行く。私も被害者だし。」
めっちゃん……
青坂 side
青坂「瑠璃岡さん……」
瑠璃岡さんは、ちょっと、うつむいたあと、またこっちをみてくれた。クラスのみんなは僕達の行く末を見守っている。
瑠璃岡「めっちゃんに告白したのって、ほんと?」
青坂「え、ううん。そんなこと、してない…」
めっちゃん?そこで、瑠璃岡さんの隣にいる人が目に入る。あれ?どこかで…
青坂「あ」
青坂「朝の人…」
瑠璃岡「??」
茶川「……」
瑠璃岡「なにかあったの?」
青坂「え、いや、その、」
ビンタされたっていっても、めっちゃんさんが責められてはかわいそうかもしれない。だが、言えないからか、クラスメートはまたざわつきだした。
桜井「なにがあったの!?」
吉永「落ち着きなよ、マユ!」
晴崎「うわさは、ほんとだったのか?」
ちがうちがう、そこは否定しなきゃ。
青坂「それは違うよ。朝会ったのは事実だけど…」
茶川「認めなさいよ!!!!」
いきなりめっちゃんさんが叫んだ。クラスがしんとなる。
茶川「朝会ったの!!呼び出されて、告られたの!!!事実!!!何よこいつ、今更言い訳しやがって!!!」
静まり返った教室は居心地が悪かった。なんでだ?なんだか目眩がしてきた。足の力が抜けてきて、崩れるかと思った。そこに、クラスメートの追撃。
クラスメート「俺さ、朝いつも早めに来てるんだけど、青坂いつもより早かったよな?なんで?しかも、なんか二人でいたよな。『サイテー!』って声聞こえてきたしさ。」
ざわっ、確定じゃん。そんな事するやつだとは思ってなかったわ。えぐ。そんな声が聞こえてきた。もう、だめだ、崩れる寸前だった。
晴崎「青坂は、そんなことしねえよ!!!」
晴崎が、僕の肩を支えた。驚く。
晴崎「したの!?してねえよね!?」
青坂「う、うん。」
桜井「朝は、なんで早く来たのか、言える?」
青坂「なんとなく。朝、早く目、覚めたから。朝早く行ってみよう、って、思って。」
吉永「茶川さんと朝会ったっていうのは?」
青坂「登校してきたら、呼ばれたから、ついてった、だけで、」
青坂「ゔ」
頬の痛みが蘇る。今更か。と思ったら、違った。もう一度のビンタを食らったようだった。
瑠璃岡「は、」
瑠璃岡「青坂くん!!!」
茶川「まだ心配すんのかよ!!!そんなやつのこと!!!」
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