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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#56

第四章『魔王復活』十七話「俺は人間」

ヴァンパイアがシュンの魔法によって召喚された。シュンは召喚が好きらしいからな。

海渡『ヘルバーン。ヴァンパイアを踏み潰しておいて。』

海渡『こっちはこっちで、…時間がない。』

俺には時間がなかった。ヴィンディンと光輝のことだ。

ヴィンディンは不老不死と言っていたし、今のところ不老不死を解除される薬も飲まされてないっぽいから、まだ生きれるとは思う。でも…

光輝がいつまで生きれるかどうか。

今のところ息をしているかは確認ができない。だからもうこの時点で既に死んでいる可能性がある。そうなった時、俺は浅野秋葉にどのように伝えればいいのかわからない。あの人、光輝のこと何か知ってそうだったし。

ヘルバーンがヴァンパイアを倒すとシュンがこういった。

シュン『…海渡も人間って感じしたねー』

人間って感じ…?どういうことかわからない。

海渡『人間って感じとは。』

シュン『ん?ああ、だって、人間なんでしょ?海渡は。…時間がないって、何しようとしてるかはわかんないけどさ、人間って感じした。意味わかんないでしょ。』

海渡『ああ、意味わかんない。』

シュン『いや正直すぎでしょ。』

海渡『…カモフラージュ。』

シュン『っ…!?』

俺は光学迷彩のカモフラージュを使う。今多分シュンは目に光が当たって眩しいだろう。

海渡『はぁ、まあ俺は人間だからさ。人間らしいことできるんだよ。』

海渡『メテオ・ストライク』

シュン『…!眩しいけど…さあ、ねえ。アース・ウォール!』

防御魔法…!

魔法同時が激しくぶつかり合った。

防御魔法と範囲攻撃魔法…。範囲攻撃魔法を防御魔法で守る。ある意味無茶だ。範囲的に攻撃するのに、防御魔法…。防御魔法は単体で来る魔法の時に使うと思ったけどな…。

シュン『…ポイズン!』

海渡『…そこにいると危ないよ?』

シュン『はっ…?』

思い出した。追跡罠だ。

追跡罠とは、相手を追跡して追いかけ、相手が罠にハマった瞬間、

シュン『…!?落ち葉が…!?』

落ち葉が相手を覆い尽くす。

確か橤さんが罠が出来たとか言って俺に言ってたな…。それを思い出したのが得だったかもしれない。

シュン『簡単には出られなさそうな罠…。一体誰が…!?』

海渡『…それはね、シュンがさっき倒した4人の中の一人が仕掛けたんだ。ほらいたでしょ?4人ぐらいの集団。』

シュン『…なんかいたような気がするよ海渡。』

海渡『ああ、君はその罠にハマったんだよ。』

シュンの顔はムカついているような、睨んでいるような顔をしていた。

シュン『…[小文字]まだだ[/小文字]。』

…?シュンなんか言ったか?

シュン『…僕はまだ、終わっていないんだよ!!!』

!?

なんだ、これは…!?シュンは一瞬で落ち葉の罠から抜け出した。

シュン『ハリケーン!!…罠に引っかかっただけで僕が終わると思うなよ海渡。』

…やる気じゃん。…少々ムカついているなあとは思うがいいだろう。

海渡『…プリズム・アロー』

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作者メッセージ

シュンが少々ムカついていらっしゃる…(−_−;)
さて、光輝と魔王、そして他の人たちは救われるのか…?
読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2023/08/12 07:40

縺薙≠繧九s ID:≫228BU27C2vKXw
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