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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#55

第四章『魔王復活』十六話「敗北の意味」

シュン『僕らは友達ではない。』

シュン『[太字]最愛の親友[/太字]だ。』

海渡『…はっ、はは。何言ってるかさっぱりだ。』

正直言って、シュンと仲良くしたのは前の魔王戦の時だけ。今になって最愛の親友と言われると気味が悪い。気持ち悪いような、ないような。微妙な気持ちとなる。

シュンとはそれほど仲が良いわけではないし、おそらくシュンの思い込みなだけだ。最愛の親友って、俺しか友達いないのか?と思う。

シュン『おおっと、さっぱりって?僕達、海渡の友達の中で"一番"仲がいいだろう?』

前と会ってから口調がだいぶ変わっているし、それよりは実力も高くなっている。明らかに前よりは強いはずだ。

シュン『ねえねえ海渡。僕は海渡より強くなったと思うんだ。君は最強かとは思うが、僕は最強の上となった。』

最強の上…?

海渡『僕が最強としている前提でまずおかしいと思うのだが、どう思う?シュン。』

シュン『え?もしかして海渡。自分自身で最強ってことに気づいていないの?あははっ、流石は海渡。まあ知らないこともいいことだよ。』

海渡『は…?』

何を言っているのかもうわけがわからない。いや、わかるはずがない。俺は思う。全てがシュンの思い込みだと___

シュン『じゃあ始めようか。最強vsその最強の上を行った僕。楽しみ、楽しもうよねえ。』

海渡『…サンダーストーム。』

シュン『じゃあ、同じくストーム対抗。ファイアストーム。』

同じストームの魔法が激しくぶつかり合い、最終的にどちらのストームも消えて無くなる。これでわかった。強いと。

シュン『召喚・goblin』

ゴブリン!?急に魔物を呼ぶとは厄介なものだなぁw

それにしては、随分と雑魚キャラみたいなものを出してきたものだ。でも油断は禁物だし、面倒になったということだけは覚えておこう。

海渡『エア・カッター』

俺はエア・カッターでゴブリンを倒した。

シュン『召喚・ogre』

オーガって、確か鬼のことじゃなかったか…?最近見てなくてすっかり忘れた。

海渡『おっと、随分魔物を召喚するねシュン。ライトニングボルト。』

俺はライトニングボルトでオーガを倒した。

シュン『それは褒め言葉かい?海渡よ。僕は召喚するのが大好きでね。』

海渡『成程。好きなんだね。』

シュン『海渡も何か召喚するかい?召喚・golem』

うっわ、ゴーレム。魔法耐性がある魔物で、俺も前は避けてたなぁ…今では魔法耐性なんてぶっ飛ばしてたけど。

『何か紹介するかい?』……

海渡『こちらも召喚させてもらうよシュン。』

シュン『え、ほんと?やったー!』

海渡『召喚・ヘルバーン』

シュン『…ヘルバーン…?』

俺の相棒、ヘルバーンだ。


ヘルバーン『我を呼ぶとは。久しぶりだな、海渡。』


海渡『やあ、ヘルバーン。久しぶりだね。さっそくだけど、あのゴーレム焼いてくれない?』

ヘルバーン『ああ。はっ!』

ヘルバーンはゴーレムを焼き尽くした。

シュン『いいねいいね〜』

シュン『召喚・vampire』

ヴァンパイアか…。

作者メッセージ

読んでいただきありがとうございます…!
今回は召喚多めだったということで、結構メジャーな魔物を出してみました…!
ゴブリンとか見ませんか…?皆さんにあえて知っていそうな魔物を出してみました…!
親しみがあっていいですよね…!( ・∇・)
続きもお楽しみに…!

2023/08/11 22:22

縺薙≠繧九s ID:≫228BU27C2vKXw
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