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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#54

第四章『魔王復活』十五話『最愛の親友』

海渡『…シュンの獲物は俺だろ?』

シュン『…勿論さ、海渡。』

ヴィンディンと、光輝の体は既にバラバラとなっている。ヴィンディンは不老不死だから生きていられるが、光輝は俺が戦っている間に死んでしまうかもしれない。まあ蘇生すればいいんだけど…

…でも、まさかシュンがいるなんて思いもしなかった。しかも、さっきの魔法で、強くなっているとわかった。どれだけ強くなっているかはわからないが、初級者ではないだろう。最初、俺が会った時は初級者だったが、その時はまだシュンは魔法が下手だったからな。

俺らは沈黙の中、顔を見つめ合っている。そのシュンが、まるで沈黙を無くすかのような喋り方をした。

シュン『…は、はは、ねえ。なんだろう、気まずいような、なあ。』

俺はシュンを指差した。

海渡『…俺を、どうするつもりだ?』

シュン『ああ、その場で倒して、連れて帰るんだよ。君が何故、人間なのにそんなに強いのか。証明したいんだ。』

海渡『世間にあまり知られていないこの俺が?』

シュン『もう知られているじゃないか。海渡、前の魔王戦の顔などが全部晒されているようだよ?』

海渡『ああ、知ってる。平和賞がどうのこうのだろ。別にそんなの欲しがってるわけではないから。』

シュン『相変わらずクールだね、海渡は。』

クールという言葉は俺には合わないような気がする。何処がクールなのか自分でもさっぱりわからない。それでも人は、俺のことを「クールだね」という。お節介なのか、なんなのか、よくわからなかった。

シュンが喋り出した。

シュン『海渡、僕は前のシュンではないんだ。ほら、何もかもが違っているでしょ?強さも、喋り方も、考えも、他も。僕は君が考えているシュンではないんだ。』

海渡『別に何もかもが違うわけじゃないだろ。』

シュン『…それはどうして?』

海渡『どうしてって、俺らは友達だろ?』

シュン『友達…。』

シュンが後ろを向く。俺はシュンの顔が見えなくなった。シュンが無言になる。

【バン!!!】

シュンの左手には、銃がある。銃を持っている。何故か壁に撃ったようだ。

シュン『…あのさあ、"友達"って、君勘違いしてるよね、海渡。』

海渡『勘違い…。』

シュン『僕らは友達ではない。』


シュン『[大文字]最愛の親友[/大文字]だ。』

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

更新がだんだん遅くなっている…(⌒-⌒; )
まあ相変わらずの下手ですが投稿していきますんで…!よろしくお願いします…!

読んでいただきありがとうございます…!
続きもよろしくお願いします…!

2023/08/08 08:34

縺薙≠繧九s ID:≫24B8tNBv2aDd.
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