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※本作品の作者は、この作品において自演コメントなどは一切しておりません。ご理解の程宜しくお願いします。

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異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。

#28

第三章『優の自由研究』三話「よくあること」

黒川の家に来てから約1時間が経過した。颯太と裕太は、黒川の家の庭にあった遊具みたいなもので遊んでいる。健二は、黒川の図書館で本を読み、あかりは黒川の家の中にあったお客様限定無料でスウィーツが食べられるカフェみたいなところでスウィーツを食べているらしい。

まあ俺は、そこら辺をうろうろしている。はっきりと言えば廊下でうろうろとしている。あまりうろうろすると迷子になるが、部屋がありすぎるし、マップを見てもちょっとわけがわかんなくなってきた。

客室のソファーに座って、マップを見る。…このマップ見やすくないなと思う。ごちゃごちゃしていた。

黒川はあれから、自分の部屋に戻ったようだった。そういえば、紅茶を飲んでいる頃、黒川が何か言いかけたな…、まあなんでもいいやとは思ってい…

『ドーン!!!』

外から銃声のような音がした。流石に俺は立ち上がる。そして廊下に出て、玄関の近くへ行く。メイドも玄関前に集まっていた。俺はメイドさんに聞いた。

海渡『あの、何があったんですか?』

メイド1『…もう感じなくなったわね、恐怖が。』

海渡『…?えと…どういうことですか?』

恐怖が感じなくなった?恐怖?…嫌な予感がした。

メイド2『よくあることよ、黒川家を崩壊させようとしてくる集団が、あちこちにいるの。時々黒川家に攻めてくるのよ。週一ぐらい。まあ、黒川家のボディーガードが、一人残らずぶっ飛ばしちゃうけどねっ。』

メイド1『もううんざりするほど攻めてきてるから、怖くなくなった。ボディーガードが強すぎるからね。まあ…、相手が弱すぎるとも言いますかね。』

メイド2『ほとんどしたっぱしかこないし、なんで攻めてるんだろって思うわ。したっぱじゃ、勝てっこないのにね。…てか、そういえば思ったんだけどさ、』

メイド2『聞こえてるの?銃声が。』

銃声を聞き慣れているのか、かなり冷静だった。とても落ち着いた人ばかりだった。…そういえば、裕太達は?みんなは?

銃声がなったら、叫び声なり、中に避難するなり、するかと思った。外の庭の方を覗きに行った。颯太と裕太がいる、遊んでいた。

…聞こえてない?あの銃声が?あれは紛れもなく銃声だった。…さっき、メイドさんが言ってた、あの言葉。確かに銃声が聞こえていた。でも聞こえてるのって…どういうことだ?

玄関の近くの窓から外を見る。銃を持った人が、こちらを見ている。ボディーガードが、外に立って、家を守っている。

メイド1『そういえば、君、銃持ってる人も見えてるんだよね。』

メイド1『…どういうこと?君もこんがらがってるだろうと思うけど、私もわかんない。君が銃声が聞こえていることと、銃を持っている人が見えること。』

メイド2『…人間はまあ幽霊のこと、見えてるってこと…。人間ってついに見えるようになってしまったのね。』

幽霊が見える?どういうこと?俺が聞きたい。

[漢字]索敵[/漢字][ふりがな]サーチ[/ふりがな]

半径50mの範囲内に、銃を持っている人について調べる。…ん?何かがおかしかった。

俺の周りにいるメイド、そしてボディーガード、銃を持っている人たちも、俺のすぐ近くにいる人たち、全てが、

[大文字]人間ではなかった。[/大文字]

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

に、人間ではなかった!?じゃあ一体…てか普通に考えてみよう、周りの人全員人間じゃない…?
いや怖すぎじゃないか…_(:3 」∠)_
読んでいただきありがとうございます!
続きもお楽しみに!✌︎('ω'✌︎ )

2023/06/16 18:15

縺薙≠繧九s ID:≫20QSC9R4i36Yo
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