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お互い「だけを忘れた」2人の物語

#1

「僕は」「私は」 ――― “君が好きだよ”

…ん?何だこの子。俺の住むアパートの前で座り込んで…

「おい、何でこんなとこに座ってるんだ?」

「…へっ?」

俺は声を掛けたんだ。それが全ての始まりだった…。





―――…

「今回の映画も良かったな、泣ける。」
「あはっ、珍しいね褒めるの。でも分かる〜!」
「珍しいって失礼だろ…」

僕は碧井蒼汰(あおいそうた)。ふつーの男子高校生。
今日は何してるか、って?
実は「カノジョ」と映画館デートして、感想を語り合っている所。
彼女の名前は倉本葵(くらもとあおい)。同い年だ。

「…ねね、今度は何見たいっ?私は恋愛映画とか見たいなぁ」
「…嫌だ。それ系は苦手。」
「ふふ、知ってる!からかうと可愛いな〜蒼汰は」
「からかうなよ。帰ろうぜ。遅いし送ってく。」
「やった!じゃあ家まで歩こっか」


事件は、その時に起きたんだ。


[大文字][太字]……キキーッ、ドォンッ…[/太字][/大文字]




「…っ!」
「あら、目覚めた?大丈夫?」
「あ、え…?俺…」
「夜に事故に遭ったのよ。覚えてない?」
「…全く…わからないです」
「でも軽症で良かった。彼女さんが庇ってくれたのかしら」

…カノジョ…?

「誰ですか、それ…?」
「あら、違うの?一緒に歩いてたって聞いたから、勘違いして」
「そう、なんですか…」

…俺に、カノジョなんて居たか…?
いや、でも居なかったらそんな時間に出歩くはずが…

「実はその子、まだ目が覚めてないのよ。重症だったから…」
「どこに、居ますか?」
「結構な怪我だったから、もっと大きな病院に運ばれていったと思うわよ」
「…わかり、ました…」

…俺のカノジョ(と仮定する)は、一体誰だ?
そもそも俺は、誰とも付き合っていないのに…

作者メッセージ

はじめまして!初投稿である翠(すい)と申します!

蒼汰君と葵ちゃん、どうなるんでしょう?
長編小説は初めて書くので、ご容赦いただけると有り難いです!!
これからも宜しくお願いします!

2025/05/12 18:48

ID:≫ 57KTjie78SjFM
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