リアも元気になったことだし、今日はリア目線で書きます！
「リア、元気元気！」
はい。いつも通りですね！
最近知ったんですが、「side」って誰々目線みたいな意味らしいですよ！（当たり前だったらすいません！APPLEの勉強不足です！）

[水平線]
リアside

ふぁぁ...
眠いな...　
ヒルヤ、まだかな？
早く、練習しないといけないのに〜
（ちなみに、今、ヒルヤは説教されている）

あー！
ひーまー！

こういうときこそ、リリに話しかけるのだ！
「リーリー！」
「なに？」
「ひーまー！」
「知らなーい！」
あ...
スルーされた...
「リーリー！」
「なーにー！もー！」
「リリ、忙しい？」
「え？うん」
「手伝おうか？」
「よろ！」
「何すれば良い？」
「買い出し！」
「何買うの？」
「パンの材料！」
「あー...おけ！」
「....（リアに任せてよかったのかな？違うもの買って来そうだ...）」
「どした？」
「いや、なんか、リアに任せてよかったのかな〜？と思って」
「ダイジョブダイジョブ！」
「いや...心配！」
「えー？じゃ、一緒に行こ！」
「はい？こっちはね、忙しいのよ！？」
「はい。なら、一人でいってくるね？」
「それはダメ！」
「なんで？」
「心配だから！」
「私はね、子供じゃないのよ！？日本では、ちゃんと働いている会社員だったんだよ！？ダイジョブ！」
「カイシャイン？」
「まぁ、心配しないでってこと！」
「うー。そこまで言うなら...」
「ありがと！」
「じゃ、よろしく！」

ということで、

「いってきまーす！」
「よろしくね！？」

さーて。
パンの材料って何？
なんだろうね...
スマホで調べたいけど、繋がらないし...
あ！
ヨルヤさんに聞こう！
最近、会っていなかったな〜

ﾄｺﾄｺ

「こんにちはー！」
「おぉ、リアさん！どうした？」
「あのー！パンの材料ってなんですか！？」

えーと、小麦粉だって。（他にもあるけど）

「どこに売ってるんですか？」
「えーと、あそこ」
「あー、多分分かりました！ありがとうございます！」
「気をつけてね〜！」
「はーい！」

ﾄｺﾄｺ

「あの、小麦粉ください！」
「はいよ！」
元気のいいおじさんだなぁ〜
「どうぞ！」
「何円ですか？」
「エン？」
あ！お金の単位違うんだった！
えーと
「すいません。何ドルですか？」
「ドル？」
「え！違った！？」
「ユーロ」
え？ユーロって、イタリアとか...
ま、いっか
「１ユーロ」
えーと、日本円にすると、約162円だね！
でも、一応、リリからもらったお金で
「はい」
「ありがとうございました！」

あー...
ユーロかぁ...

さて、帰りますか〜

？：ちょっと待て
私の前に影が現れた。
ん？
声、低い...
「な、なんでしょう？」
周りの人はざわついている。
ん？
？：ちょっと来い
ん？
誘拐ですかぁ？
私、誘拐されない自信があります！（なんとなく）
「申し訳ありませんが、あなたについていくつもりはございません」
私は丁寧に断った。
？：挑発してる？
「いえ、ぜんぜん。あなたのほうが迷惑です」
？：あぁ？
「怒らすつもりはないですよぉ？」
？：もう良い！こうなったら...
「？」
？：[漢字]闇の力[/漢字][ふりがな]アクマ[/ふりがな]！
「[太字]ギャァァ！[/太字]」
うぅ...
苦しい...

周りの人たちはみんな逃げ回っている。
が、頑張って...逃げて...うぇ...

気絶しそうだ...

杖...杖...

「[小文字][漢字]飛ぶ氷[/漢字][ふりがな]フライ・アイス[/ふりがな]！[/小文字]」

こ、声が...出ないよぉー！

あ。
もう、限界ですぅ....

私はゆっくり目を閉じた。