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ドアを開けると...

#15


【警告】
少し怖い?です。
怖いのが苦手な人はやめておいてください。
次のときに少しだけ前回のあらすじを書く(怖くないと思います)ので
この話は飛ばしても大丈夫です!

[水平線]







「では、始める」
そう言うと、ヒルヤは剣を出した。
「なんで剣!?」
「こうするためだ」
そう言って、ヒルヤは自分に剣を向けた。
[太字]「ギャーーー!」[/太字]
な、何するの!?
「練習!分かんないの?」
と、ヒルヤは言う。
い、いや...先に何をするかぐらいは教えてよぉ!

「じゃ」
ぐさっ

み、見たくない!!!!

「安心しろ!腕だけだ!」
「う...ん...」
まだ、かすり傷なら良いんだけど...
そう思って、恐る恐る目を開けた。
「む、むりー!」
全然かすり傷じゃない!
フツーに血が!

「[漢字]回復[/漢字][ふりがな]ヒール[/ふりがな]って言ってみろ?」
「[漢字]回復[/漢字][ふりがな]ヒール[/ふりがな]!」
あー!早く治れ!治れ!
もう、イメージどころではなく、気持ちを全部こめて唱える。

杖から光が出てくる。

[太字]ぽわぁ[/太字]

すると、ヒルヤの傷が治っていく。
「はぁ...」
「よくできた!」
「ホントだよ!もー!無茶しないでよ!」
「無茶ではない。いざとなったら、自分で治せるから」
「心配かけないでってこと!」
何気ないやり取りのはずだが、私は何か引っかかる。
ん?
あ!
「ヒルヤって治療魔法も使えるの!?水だけじゃないの?」
「まぁ、俺は、2つ持っている。」
「そ、そうなの?」
「あぁ、ま、攻撃と回復ってことで助かっている」
「ふーん」

「じゃ、次」

そう言うとまた自分に剣を向けた。
「あー!もう!これ以上ダメ!」

「そう?なら、阻止して見せてよ」
「へ?あ!」
ダメー!
私はとっさにヒルヤの手をつかんだ。

[太字]ぐさっ[/太字]

「!!」

え...
あれっ?
私、失敗した...

自分に剣が刺さった!?

「お前は!ったく!」
ん?
なんか、ヒルヤ...あ..せってる...

[小文字]あ...ヤバい..意識が...[/小文字]

私は目を閉じた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

え?
リア!
大丈夫!?
おーい!


えー、APPLEです...
ちょっと、今回は怖いと思います。(表現が)
あと、悲しい結末になってしまいました....
次回もお楽しみに〜

2024/02/23 23:24

APPLE ID:≫0p9abbd0Epk8Q
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