僕が恋した青い花話(タイトル改名)
色々乗って最後は観覧車だった。本当だったらここで告白してロマンチックになるはずだが、僕はひよこだからできない。
「うわあ〜、高いね」
「うん」
「…」
(うん?何これ、気まずい。珍しく静かだ)
どうしたんだ、なんか具合でも悪いのかな。
一応、思春期ぴったりの中学生がこんな2人だけの観覧車。
みなが、少し鈍感で天然だったからあまり気づかなかったけど、しっかり思春期なんだ。
「ねえ、まり」
「う、うん」
君付けじゃない。どうしたんだ?僕なんかしたっけ。
「まり、好きな人いる?」
その質問はどう答えればいい。僕はみなが好きだ。
「いるよ」
「え?いたの?」
「いなかったみたいな言い方してるね」
「いや、別にごめん」
「私もいるんだ」
「え?」
好きな人が…いる…のか?僕は心の中で何かの赤い糸が切れた。
「うわあ〜、高いね」
「うん」
「…」
(うん?何これ、気まずい。珍しく静かだ)
どうしたんだ、なんか具合でも悪いのかな。
一応、思春期ぴったりの中学生がこんな2人だけの観覧車。
みなが、少し鈍感で天然だったからあまり気づかなかったけど、しっかり思春期なんだ。
「ねえ、まり」
「う、うん」
君付けじゃない。どうしたんだ?僕なんかしたっけ。
「まり、好きな人いる?」
その質問はどう答えればいい。僕はみなが好きだ。
「いるよ」
「え?いたの?」
「いなかったみたいな言い方してるね」
「いや、別にごめん」
「私もいるんだ」
「え?」
好きな人が…いる…のか?僕は心の中で何かの赤い糸が切れた。
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