ー朝。

ああ、もう朝か。
朝ごはんを用意して、咲希を起こしに行かなくては。

ー数分後。
司（偽）「おーい咲希、朝だぞ！」
咲希「…ん？あっ！ありがとう、お兄ちゃん！」
司（偽）「ああ、顔洗ってから、ご飯食べに来いよ」
咲希「はーい」
さて、学校の準備をするか。
今日も、えむに突撃されたり、寧々の毒舌吐かれたり、類の実験に付き合わされたりするのか。
これは、これがなりたかった『スター』なのか？
いやいや、オレは『スター』だからな。
頼られることはいいことだ。
司（偽）「ファッハッハッハ！………もう嫌だなぁ」
咲希「ﾋｯ…お、お兄ちゃん、どうしたの？」
司（偽）「おお！咲希来たか、オレはなんとも無いから大丈夫だ！よし朝ごはんを食べるか、遅刻してしまうぞ！」
咲希「えっ、お兄ちゃん！」
司（偽）「ん？どうした咲希？ﾆｺｯ」
咲希「…いや、やっぱなんでも無い！朝ごはん食べよーお兄ちゃんが作るご飯美味しいよねー」
司（偽）「そうか！それは良かった。だが、お母さんと咲希の料理も絶品だからな！」
嗚呼、オレはー





ー上手く笑えてるだろか？