色がない世界で
≪新入社員が来ました。
[中央寄せ]社長。[/中央寄せ]
?「そうか。早く呼べ。」
≪かしこまりました。
【さてと、今回こそ私の子供がいるといいんだけど。】
瑞希&麗香視点
麗「ねね...新入社員の集合場所ってここだよね...?」
瑞「あぁ、あってるはずだけど...。」
麗「私たち以外に誰もいなくない...?」
瑞「そ、それはそうだけど....。」
麗「わんちゃん本当に間違ってるんじゃ..!!!」
≪間違っていませんよ。社長室に案内します。
瑞「すみません...姉が心配をかけて...。」
麗「ちょ..!...申し訳ないです...。」
≪あぁ、そういえばお二人は双子だったんでしたっけ。
麗「はい、一応そうですね。」
瑞「....そういえば僕たち以外に新入社員っているんですか?」
≪いやー、今回はあまりいい人材がいなくてですね...。
瑞「あぁ...なるほど。」
≪さてと。ここが社長室です。くれぐれもですが、失礼のないように。
瑞&麗「わかりました。」
≪失礼します。こちら二人が新入社員です。
?「ほう。今回は極端に少ないな。」
≪嫌でしたか?
?「いや、変な無能な社員を雇うよりはいいさ。」
?「あと、付き添いはいらない。この二人と少しだけ話したいんだ。」
≪かしこまりました。なにかありましたら呼んでください。
?「あぁ、わかってるよ。」
ガチャ
麗香視点
麗「あ、え、あこ、こここんにちは..!!!」
?「ははっ、そんなに緊張しなくていいよ。ほら、そこのソファーにでも座りな。」
この人が私の実の血のつながっているお父さん....。
なんだかTHEイケオジみたいだなぁ....。
雰囲気瑞希に似てるかも....まぁ瑞希はイケオジっぽくないけど。
でも...瑞希も普通にばちばち顔いいんだよなぁ...ずる。
瑞「ありがとうございます。ニコッ」
瑞「(小声で)ほら、早く座れ。」
麗「あ、ありがと....。」
?「君たちはたしか~...双子だよね?」
瑞「はい、そうですね。」
?「どおりで。すごく顔立ちが似ていてびっくりしたよ。」
麗「まぁ...あははっ...。」
瑞「そういえばなぜ僕たちを社長室へ?せめてあの社員さんくらいいてもいいんじゃないですか?」
?「あまり外部には話したくないことがあってね。双子限定で社長室へ呼んでるんだ。」
?「その前に...名前を言ってなかったね。」
肇「僕の名前は九条肇(くじょうはじめ)。ここステーライツの社長さ。」
九条肇。本当に実の本名の名字の九条なんだ。
色々と信じられないや。
瑞希視点
九条肇。
俺の実の本名は九条神楽(くじょうかぐら)だ。
なんでこの名前を知ってるかって?
幼少期の思い出だよ。
俺の場合、長期記憶型タイプだ。
人間の記憶には二つある。
短期記憶型と長期記憶型がある。
短期記憶型は簡単に言うと、例えば電気をつけるリモコンの電池が切れて
取りに行ったときに、なにをしようか忘れたり、全然関係のないことを
するみたいな感じ。
長期記憶型はかなりの記憶を貯蔵することができる。
いわば冷蔵庫のようなものだ。
小さな冷蔵庫は大きなものもなかなかたくさん入らないし、小さなものでも
全然おけるスペースがない。
だが、大きな冷蔵庫は冷凍庫などもあるため、たくさんな食材を入れられるし
小さな食材はもちろん、大きな食材なども余裕で入る。
まぁ、簡単に言うとそんな感じだ。
それで俺は幼少期のころの記憶はすごく鮮明に覚えている。
その保育園にいた子だってちゃんとフルネームで書ける。
だからちゃんと自分の名前、麗香の名前も覚えてる。
麗香は九条朱音(くじょうあかね)だ。
まぁ会社ではばりばり偽名を使っている。
瑞希、麗香はそのまま。
藤那瑞希(ふじなみずき)、藤那麗香(ふじなれいか)としてここで生きるつもりだ。
まぁ、どうせ俺らの口からばらすだろうけど。
[中央寄せ]社長。[/中央寄せ]
?「そうか。早く呼べ。」
≪かしこまりました。
【さてと、今回こそ私の子供がいるといいんだけど。】
瑞希&麗香視点
麗「ねね...新入社員の集合場所ってここだよね...?」
瑞「あぁ、あってるはずだけど...。」
麗「私たち以外に誰もいなくない...?」
瑞「そ、それはそうだけど....。」
麗「わんちゃん本当に間違ってるんじゃ..!!!」
≪間違っていませんよ。社長室に案内します。
瑞「すみません...姉が心配をかけて...。」
麗「ちょ..!...申し訳ないです...。」
≪あぁ、そういえばお二人は双子だったんでしたっけ。
麗「はい、一応そうですね。」
瑞「....そういえば僕たち以外に新入社員っているんですか?」
≪いやー、今回はあまりいい人材がいなくてですね...。
瑞「あぁ...なるほど。」
≪さてと。ここが社長室です。くれぐれもですが、失礼のないように。
瑞&麗「わかりました。」
≪失礼します。こちら二人が新入社員です。
?「ほう。今回は極端に少ないな。」
≪嫌でしたか?
?「いや、変な無能な社員を雇うよりはいいさ。」
?「あと、付き添いはいらない。この二人と少しだけ話したいんだ。」
≪かしこまりました。なにかありましたら呼んでください。
?「あぁ、わかってるよ。」
ガチャ
麗香視点
麗「あ、え、あこ、こここんにちは..!!!」
?「ははっ、そんなに緊張しなくていいよ。ほら、そこのソファーにでも座りな。」
この人が私の実の血のつながっているお父さん....。
なんだかTHEイケオジみたいだなぁ....。
雰囲気瑞希に似てるかも....まぁ瑞希はイケオジっぽくないけど。
でも...瑞希も普通にばちばち顔いいんだよなぁ...ずる。
瑞「ありがとうございます。ニコッ」
瑞「(小声で)ほら、早く座れ。」
麗「あ、ありがと....。」
?「君たちはたしか~...双子だよね?」
瑞「はい、そうですね。」
?「どおりで。すごく顔立ちが似ていてびっくりしたよ。」
麗「まぁ...あははっ...。」
瑞「そういえばなぜ僕たちを社長室へ?せめてあの社員さんくらいいてもいいんじゃないですか?」
?「あまり外部には話したくないことがあってね。双子限定で社長室へ呼んでるんだ。」
?「その前に...名前を言ってなかったね。」
肇「僕の名前は九条肇(くじょうはじめ)。ここステーライツの社長さ。」
九条肇。本当に実の本名の名字の九条なんだ。
色々と信じられないや。
瑞希視点
九条肇。
俺の実の本名は九条神楽(くじょうかぐら)だ。
なんでこの名前を知ってるかって?
幼少期の思い出だよ。
俺の場合、長期記憶型タイプだ。
人間の記憶には二つある。
短期記憶型と長期記憶型がある。
短期記憶型は簡単に言うと、例えば電気をつけるリモコンの電池が切れて
取りに行ったときに、なにをしようか忘れたり、全然関係のないことを
するみたいな感じ。
長期記憶型はかなりの記憶を貯蔵することができる。
いわば冷蔵庫のようなものだ。
小さな冷蔵庫は大きなものもなかなかたくさん入らないし、小さなものでも
全然おけるスペースがない。
だが、大きな冷蔵庫は冷凍庫などもあるため、たくさんな食材を入れられるし
小さな食材はもちろん、大きな食材なども余裕で入る。
まぁ、簡単に言うとそんな感じだ。
それで俺は幼少期のころの記憶はすごく鮮明に覚えている。
その保育園にいた子だってちゃんとフルネームで書ける。
だからちゃんと自分の名前、麗香の名前も覚えてる。
麗香は九条朱音(くじょうあかね)だ。
まぁ会社ではばりばり偽名を使っている。
瑞希、麗香はそのまま。
藤那瑞希(ふじなみずき)、藤那麗香(ふじなれいか)としてここで生きるつもりだ。
まぁ、どうせ俺らの口からばらすだろうけど。
このボタンは廃止予定です