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色がない世界で

#17

でも仕方ない

麗香視点
もう、何ヵ月経っただろうか。
彼。瑞希と話さなくなってしまったのは。
こうなったのは一つの喧嘩。
人から見たら、くだらない喧嘩なんだろうけど
自分たちにとっては譲れない、バチバチな喧嘩だったのだ。
もう、戻れない。
もう、戻りたくない。
私は。
私は。
私は_______。
このまま、この道を進んでいいのだろうか。

瑞希視点
俺はどうしたらよかったのだろうか。
麗香との喧嘩から数か月。
会ってもいないし、話してもいない。
ずっと、後悔していた。
最初はすぐまたいつも通り、元の関係になれると思ってた。
でも、変な気持ちが渦巻いて話せなくなっていた。
それに重なり、リーダーの寿命が重なっている。
きっと、、リーダーの寿命はもう少ない。
だから、、早く______。
変わらなきゃ____________________。


深影視点
「、、はぁっ、、くっそ、、」
もう病状がおかしくなってきている。
身体が動かなくなったり、呼吸が乱れてきたり。
「もう、、限界かな、、?」
そう思い、携帯電話に手を伸ばした。

「もう、限界だから、、今から家に来て、」

瑞希視点
『もう、限界だから、、今から家に来て、』
「っは、、?」
衝撃で言葉を失った。
分かってたけれど、やっぱり言われるとだめだなぁ、、
「分かった。今から行く。」
いつの間にか脳より、体が動いてしまって気づいたころには家を飛び出していた。

麗香視点
『もう、限界だから、、今から家に来て、』
「、、、」
行かなきゃ。
早く。
瑞希がいるって?関係ない。
私にはリーダーがいないと生きていけないの。
ホテルを飛び出し、リーダーの家に行くために全力疾走で走った。












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作者メッセージ

投稿遅れて申し訳ないです!!お久しぶりです、raryです!
はい、十七話ですね。早いですね~、、時の流れはw
だってこれ書き始めたの、1月ですよ!?
信じられないですね、、
さて、この「色がない世界で」のことですが。
もうそろそろ完結を迎える予定でございます。
わたくし共も、さらに小説にかける時間を増やし、最終回まで走りぬきたいと思っている所存です。
見てくれている300人以上の方は、完結まで温かく見守っていただけるとわたくし共も喜びますので、よろしくお願い致します。

2024/04/23 22:52

rary@ぼちぼち活動開始中 ID:≫.pW3N8u9QP9cU
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