オタクは今日も恋をする〜続編〜
「ここからは自由行動です。必ず、班で行動し、時間になったらここに集合すること。何かあったら先生達はここと、ここと、ここにいるから。」
と先生は地図を指しながら言った。
これが現実だったらみんな私を置いていく。
──まるで私が存在していないように……
考えていると、
「結月ちゃん、早く、早く!」と遥ちゃんが声をかけてくれた。
「ごめん。ごめん。」
少し歩いてから、
「喉渇いたなぁー。」
と光くんが言った。
「そうだな。」
「あそこ良くない?」
私は指を指した。
「え?どこ?」
私は走っていき、
「ここ!」
と指を指した。
「タピオカ……」
明くんが呟いた。
「もしかしてタピオカ嫌いだった?……ごめん。」
「いや、飲んだこと無いから。」
「えー⁈」
「ほ、本当か?」
「本当だよ。」
「じゃあ、行ってみるか!」[水平線]「みんなは決まった?」
「まだだよ。」
「俺も。」
と男子4人が言った。
「私は決まった!」
「は、早っ!何にするの?」
「抹茶のやつ。」
私は店に入った時から決まっていた。
「俺はノーマルで。」
「俺も。」
「明は初めてだからノーマル飲んだら?」
「確かに。じゃあ、俺もノーマルで。」
「私は紅茶で。」
「うーん。どうしよう。じゃあ私も紅茶で。」
「どう?」
「う、美味い。」
「だろ?」
推しが楽しそうでなにより。
推しが幸せならそれでいい。
「抹茶おいしい。」
「まじ⁈抹茶にすれば良かったかなー。」
「え?どれ?」
(結月の飲んでる)
え、、の、飲んでるよ⁈私の!
2度目の間接キスだね。
「ちょっ、ちょっと。」
(飲み続ける)
「し、慎二くん⁈」
「おいしい。」
「間接……[小文字]キ……[/小文字]」
「大丈夫。俺たちは付き合ってるんだから。」
私はこの時間が大切だと思った。
私を1人の“人”と見てくれる人はいなかったから。
現実でもこういう人がいればいいのになぁ。と思う。
と先生は地図を指しながら言った。
これが現実だったらみんな私を置いていく。
──まるで私が存在していないように……
考えていると、
「結月ちゃん、早く、早く!」と遥ちゃんが声をかけてくれた。
「ごめん。ごめん。」
少し歩いてから、
「喉渇いたなぁー。」
と光くんが言った。
「そうだな。」
「あそこ良くない?」
私は指を指した。
「え?どこ?」
私は走っていき、
「ここ!」
と指を指した。
「タピオカ……」
明くんが呟いた。
「もしかしてタピオカ嫌いだった?……ごめん。」
「いや、飲んだこと無いから。」
「えー⁈」
「ほ、本当か?」
「本当だよ。」
「じゃあ、行ってみるか!」[水平線]「みんなは決まった?」
「まだだよ。」
「俺も。」
と男子4人が言った。
「私は決まった!」
「は、早っ!何にするの?」
「抹茶のやつ。」
私は店に入った時から決まっていた。
「俺はノーマルで。」
「俺も。」
「明は初めてだからノーマル飲んだら?」
「確かに。じゃあ、俺もノーマルで。」
「私は紅茶で。」
「うーん。どうしよう。じゃあ私も紅茶で。」
「どう?」
「う、美味い。」
「だろ?」
推しが楽しそうでなにより。
推しが幸せならそれでいい。
「抹茶おいしい。」
「まじ⁈抹茶にすれば良かったかなー。」
「え?どれ?」
(結月の飲んでる)
え、、の、飲んでるよ⁈私の!
2度目の間接キスだね。
「ちょっ、ちょっと。」
(飲み続ける)
「し、慎二くん⁈」
「おいしい。」
「間接……[小文字]キ……[/小文字]」
「大丈夫。俺たちは付き合ってるんだから。」
私はこの時間が大切だと思った。
私を1人の“人”と見てくれる人はいなかったから。
現実でもこういう人がいればいいのになぁ。と思う。
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