特級呪術師護衛任務へ行くそうで
●●『ビュンッ』
糸師瀬成「スッ」
糸師瀬成「さすが僕の妹!その辺の術師よりよっぽどキレが良いね」
●●『そりゃどーも!』
クソが。さっきから何度も小刀を振ってるのに一発も入んねぇ。
糸師瀬成「ずーっとそんな調子じゃ飽きてこない?」
●●『あ?』
糸師瀬成「せっかくこんな森の中なんだから、もっと広く使おうよ!」
呪霊「ኦካ-ሳን…አይዲያዮ!!!」
呪霊「መግደል…」
呪霊「እርዳኝ... እገድልሃለሁ።!!」
●●『!!!』
呪霊の大群…!!飛行できる奴らも居るな。
コイツラの上で滞空する気か。
●●『【飛】』
ヒューンッ
●●『…糸師瀬成、聞きたい事がある』
糸師瀬成「悲しいな〜。兄さんって呼んでよ、●●。それが嫌ならせめて下の名前とか」
●●『…瀬成は、桃園真由美を知ってるか?』
糸師瀬成「桃園……ああ、僕が殺した術師のこと?」
●●『お前が殺ったのか…?』
糸師瀬成「うん。あ、そういえばあの時、隣に女の子も居たなぁ」
糸師瀬成「ちょうど、高校生くらいの(笑)」
姫愛か…!!
糸師瀬成「可愛い可愛い孫だったのかな?ホント、死物狂いで守っててさ〜、笑っちゃうよねw」
墓地の呪霊はそういう事か…
●●『殺した理由は?』
糸師瀬成「んー…邪魔だったから」
●●『何で?』
糸師瀬成「…あのババァ、僕達の計画に勘付いちゃったんだよね。その情報を流されても困るし、殺すのが手っ取り早いかな〜って」
●●『"計画"って何の事だよ?』
糸師瀬成「それは教えな〜い」
糸師瀬成「じゃ今度は僕の番」
●●『………』
糸師瀬成「●●、僕が桃園姫愛に付けたマーク剥がしたでしょ。いや、剥がしたというより…移したのかな?」
●●『正解。私の中に取り込んだんだ』
糸師瀬成「やっぱり?おかげでこっちは大変だったよ。人質にでもしようと思ってたのに」
●●『人質…爆豪と私を手に入れる時のカードか?』
糸師瀬成「お、良く分かったね」
糸師瀬成「でも正直、僕は爆豪勝己なんかどうでもいい。●●、君さえ手に入ればそれで良いんだよ」
●●『…そうかよ』
糸師瀬成「それじゃ、再開しようか」
[打消し] [/打消し]
伏黒恵side
俺達が此処に到着してすぐ、●●と謎の男(恐らく呪詛師だろう)が戦い始めた。
伏黒恵「クソッ…!(帳を下ろす暇が無い…!)」
呪霊「ሄይ፣ እዚያ ነህ?」
伏黒恵「っせぇ!玉犬!!」
玉犬「ォォオオン!!」
伏黒恵「…どんどん食って良いからな」
釘崎野薔薇「伏黒!アイツ何なのよ!●●と戦ってる!」
伏黒恵「俺も詳しくは知らねぇ!」
釘崎野薔薇「はぁ!?」
虎杖悠仁「まぁまぁ…落ち着けって釘崎!」
釘崎野薔薇「何言ってんのよ!この状況で落ち着けるわけないでしょーが!!」
虎杖悠仁「いやそうだけど!!」
釘崎野薔薇「第一、呪霊が多すぎる!!このまま相手してたらジリ貧で負けるわよ!?」
虎杖悠仁「でも京都の人らも来るんだろ!?東堂とかが来れば戦況が変わるかもしんねぇじゃん!!」
釘崎野薔薇「だとしても!京都からここまで後どれくらいかかると思ってんのよ!!」
伏黒恵「はぁ…」
まぁ、釘崎の言うことも一理ある。
相手の数が多いだけじゃねぇ。そもそも呪霊の等級が高すぎる、俺達に釣り合ってない。
それに加え、呪霊の見えない人達の恐怖が重なって更に呪霊が増え続けてる。マジでキリがない…。
伏黒恵「釘崎、気持ちは分かるが一旦落ち着け。七海さんみたいな1級以上の術師達は皆、分散して戦ってる。指揮を取れるような人材が居ない状況で、俺等がまとまらなくてどうする」
伏黒恵「それこそ本当に負けるぞ!」
釘崎野薔薇「ッ…」
虎杖悠仁「あ!アレ雄英の人達じゃね!?」
伏黒恵「ッ!……??」
A組とB組で冷静さが全く違う…?
伏黒恵「(つーか…)」
伏黒恵「("見えてる"?)」
八百万百「あの!!」
伏黒恵「!!八百万さん!?」
伏黒恵「来ないでください!危ないですから!」
八百万百「そうではなくて…!!」
爆豪勝己「チッ、アレはどういう事だよ!!」
伏黒恵「アレ…?」
伏黒恵「はっ…?何で…どこから…」
虎杖悠仁「伏黒?どうしたんだよ!」
釘崎野薔薇「何かあった………あ…」
虎杖悠仁「釘崎まで?え、2人共どこ見てんの?」
釘崎野薔薇「…虎杖、[漢字]上[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]よ」
虎杖悠仁「上?上に何かあんの?……は…あり得な…」
何故気づかなかったのか。
俺達の頭上では、大量の呪霊が空を覆っていた。
伏黒恵「!!落ちッ[打消し] [/打消し]
"落ちる"
そう思ったときにはもう、
シュルルルルルッジャギジャギジャギジャギジャギジャギジャギ!!!!!
●●『っぶねぇ、』
伏黒恵「!●●…!」
●●『セーフセーフ。後ちょっとで潰れるとこだったね〜めぐみん(笑)』
呪霊は祓われていた。
[打消し] [/打消し]
●●side
間一髪。勘で動いたけど当たって良かった。もし位置がズレていたらと思うと恐ろしい…。
にしても…
●●『[小文字]趣味悪、後1秒遅れてたら全員死んでんぞ…?[/小文字]』
糸師瀬成「ハハッ、その量も捌く?(笑)」
トッ(地面に降りる)
糸師瀬成「タイミングも場所も完璧だったのになぁ…」
●●『あーあ、制服汚れた…最悪[小文字]血ィキッショ[/小文字]』
糸師瀬成「集中しなよ〜」
●●『チラッ』
糸師瀬成「"ぶっ飛べ"」
ビュンッ
ドガンッッ!
●●『ダッル』
呪言…まぁそりゃ持ってるか、呪言使い勝手良いしな。
つーかぶっ飛んだところ建物だから瓦礫クソ邪魔なんですけど((
桃園姫愛「●●、ちゃ…今、何…え…?」
上鳴電気「アイツ何者だよ…!」
伏黒恵「!!(呪言か…?だとしたら何で俺達には効果がない?)」
虎杖悠仁「●●!!大丈夫か!?(狗巻先輩と似てる…?何だっけ呪言?)」
釘崎野薔薇「●●ッ…!(あの男、呪力量ヤバすぎ…。まともに戦ったら死ぬわね…)」
糸師瀬成「(ま、このレベルの呪言なら●●はピンピンしてるだろうな)」
●●『ガラッ(瓦礫をどかす)』
●●『おい1-A、1-B。建物ン中居ろ』
●●『クソ邪魔だから』
桃園姫愛「ッ…!!皆早く!!」
拳藤一佳「ほら急いで!走れ走れ!!」
糸師瀬成「チラッ」
ヒュンッ、ペタッ
●●『【爆】』
バゴォーンッ!
瀬成が呪霊を出す前に彼の足元へ札を飛ばし、地面を爆破する。
●●『させねぇよ悪趣味が』
狙うタイミングやっぱキモすぎんだろコイツ…。禪院家の素質ありそう((
糸師瀬成「ハハッ生で見るとやっぱり良いね!その術式!」
●●『一発食らってみる?(笑)』
ヒュンヒュンヒュンッ(木の球が飛んでくる)
糸師瀬成「?」
●●『(木の球…)』
伏黒恵「!!●●!駄目だ!!」
●●『あ?何が[打消し] [/打消し]』
ドスドスドスッッ(木が刺さる)
●●『っ…思いっきり刺さったな』
ブシッ(木を抜く)
虎杖悠仁「げっ…[小文字]痛そう…[/小文字]」
反転術式ありゃ良いのよこんなん。
てっきり瀬成の攻撃かと思ったんだけど。
●●『モノホン来てんの?w』
花御「[明朝体]糸師●●ですね?今度こそ仕留めます[/明朝体]」
●●『あぁ、お前交流会ン時のキモいやつか!!』
花御「[明朝体]キモいやつ、とは…。随分な物言いをしますね[/明朝体]」
●●『実際そうだろキモキモ特級』
●●『一瞬で祓ってやっから覚悟してろ』
糸師瀬成「スッ」
糸師瀬成「さすが僕の妹!その辺の術師よりよっぽどキレが良いね」
●●『そりゃどーも!』
クソが。さっきから何度も小刀を振ってるのに一発も入んねぇ。
糸師瀬成「ずーっとそんな調子じゃ飽きてこない?」
●●『あ?』
糸師瀬成「せっかくこんな森の中なんだから、もっと広く使おうよ!」
呪霊「ኦካ-ሳን…አይዲያዮ!!!」
呪霊「መግደል…」
呪霊「እርዳኝ... እገድልሃለሁ።!!」
●●『!!!』
呪霊の大群…!!飛行できる奴らも居るな。
コイツラの上で滞空する気か。
●●『【飛】』
ヒューンッ
●●『…糸師瀬成、聞きたい事がある』
糸師瀬成「悲しいな〜。兄さんって呼んでよ、●●。それが嫌ならせめて下の名前とか」
●●『…瀬成は、桃園真由美を知ってるか?』
糸師瀬成「桃園……ああ、僕が殺した術師のこと?」
●●『お前が殺ったのか…?』
糸師瀬成「うん。あ、そういえばあの時、隣に女の子も居たなぁ」
糸師瀬成「ちょうど、高校生くらいの(笑)」
姫愛か…!!
糸師瀬成「可愛い可愛い孫だったのかな?ホント、死物狂いで守っててさ〜、笑っちゃうよねw」
墓地の呪霊はそういう事か…
●●『殺した理由は?』
糸師瀬成「んー…邪魔だったから」
●●『何で?』
糸師瀬成「…あのババァ、僕達の計画に勘付いちゃったんだよね。その情報を流されても困るし、殺すのが手っ取り早いかな〜って」
●●『"計画"って何の事だよ?』
糸師瀬成「それは教えな〜い」
糸師瀬成「じゃ今度は僕の番」
●●『………』
糸師瀬成「●●、僕が桃園姫愛に付けたマーク剥がしたでしょ。いや、剥がしたというより…移したのかな?」
●●『正解。私の中に取り込んだんだ』
糸師瀬成「やっぱり?おかげでこっちは大変だったよ。人質にでもしようと思ってたのに」
●●『人質…爆豪と私を手に入れる時のカードか?』
糸師瀬成「お、良く分かったね」
糸師瀬成「でも正直、僕は爆豪勝己なんかどうでもいい。●●、君さえ手に入ればそれで良いんだよ」
●●『…そうかよ』
糸師瀬成「それじゃ、再開しようか」
[打消し] [/打消し]
伏黒恵side
俺達が此処に到着してすぐ、●●と謎の男(恐らく呪詛師だろう)が戦い始めた。
伏黒恵「クソッ…!(帳を下ろす暇が無い…!)」
呪霊「ሄይ፣ እዚያ ነህ?」
伏黒恵「っせぇ!玉犬!!」
玉犬「ォォオオン!!」
伏黒恵「…どんどん食って良いからな」
釘崎野薔薇「伏黒!アイツ何なのよ!●●と戦ってる!」
伏黒恵「俺も詳しくは知らねぇ!」
釘崎野薔薇「はぁ!?」
虎杖悠仁「まぁまぁ…落ち着けって釘崎!」
釘崎野薔薇「何言ってんのよ!この状況で落ち着けるわけないでしょーが!!」
虎杖悠仁「いやそうだけど!!」
釘崎野薔薇「第一、呪霊が多すぎる!!このまま相手してたらジリ貧で負けるわよ!?」
虎杖悠仁「でも京都の人らも来るんだろ!?東堂とかが来れば戦況が変わるかもしんねぇじゃん!!」
釘崎野薔薇「だとしても!京都からここまで後どれくらいかかると思ってんのよ!!」
伏黒恵「はぁ…」
まぁ、釘崎の言うことも一理ある。
相手の数が多いだけじゃねぇ。そもそも呪霊の等級が高すぎる、俺達に釣り合ってない。
それに加え、呪霊の見えない人達の恐怖が重なって更に呪霊が増え続けてる。マジでキリがない…。
伏黒恵「釘崎、気持ちは分かるが一旦落ち着け。七海さんみたいな1級以上の術師達は皆、分散して戦ってる。指揮を取れるような人材が居ない状況で、俺等がまとまらなくてどうする」
伏黒恵「それこそ本当に負けるぞ!」
釘崎野薔薇「ッ…」
虎杖悠仁「あ!アレ雄英の人達じゃね!?」
伏黒恵「ッ!……??」
A組とB組で冷静さが全く違う…?
伏黒恵「(つーか…)」
伏黒恵「("見えてる"?)」
八百万百「あの!!」
伏黒恵「!!八百万さん!?」
伏黒恵「来ないでください!危ないですから!」
八百万百「そうではなくて…!!」
爆豪勝己「チッ、アレはどういう事だよ!!」
伏黒恵「アレ…?」
伏黒恵「はっ…?何で…どこから…」
虎杖悠仁「伏黒?どうしたんだよ!」
釘崎野薔薇「何かあった………あ…」
虎杖悠仁「釘崎まで?え、2人共どこ見てんの?」
釘崎野薔薇「…虎杖、[漢字]上[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]よ」
虎杖悠仁「上?上に何かあんの?……は…あり得な…」
何故気づかなかったのか。
俺達の頭上では、大量の呪霊が空を覆っていた。
伏黒恵「!!落ちッ[打消し] [/打消し]
"落ちる"
そう思ったときにはもう、
シュルルルルルッジャギジャギジャギジャギジャギジャギジャギ!!!!!
●●『っぶねぇ、』
伏黒恵「!●●…!」
●●『セーフセーフ。後ちょっとで潰れるとこだったね〜めぐみん(笑)』
呪霊は祓われていた。
[打消し] [/打消し]
●●side
間一髪。勘で動いたけど当たって良かった。もし位置がズレていたらと思うと恐ろしい…。
にしても…
●●『[小文字]趣味悪、後1秒遅れてたら全員死んでんぞ…?[/小文字]』
糸師瀬成「ハハッ、その量も捌く?(笑)」
トッ(地面に降りる)
糸師瀬成「タイミングも場所も完璧だったのになぁ…」
●●『あーあ、制服汚れた…最悪[小文字]血ィキッショ[/小文字]』
糸師瀬成「集中しなよ〜」
●●『チラッ』
糸師瀬成「"ぶっ飛べ"」
ビュンッ
ドガンッッ!
●●『ダッル』
呪言…まぁそりゃ持ってるか、呪言使い勝手良いしな。
つーかぶっ飛んだところ建物だから瓦礫クソ邪魔なんですけど((
桃園姫愛「●●、ちゃ…今、何…え…?」
上鳴電気「アイツ何者だよ…!」
伏黒恵「!!(呪言か…?だとしたら何で俺達には効果がない?)」
虎杖悠仁「●●!!大丈夫か!?(狗巻先輩と似てる…?何だっけ呪言?)」
釘崎野薔薇「●●ッ…!(あの男、呪力量ヤバすぎ…。まともに戦ったら死ぬわね…)」
糸師瀬成「(ま、このレベルの呪言なら●●はピンピンしてるだろうな)」
●●『ガラッ(瓦礫をどかす)』
●●『おい1-A、1-B。建物ン中居ろ』
●●『クソ邪魔だから』
桃園姫愛「ッ…!!皆早く!!」
拳藤一佳「ほら急いで!走れ走れ!!」
糸師瀬成「チラッ」
ヒュンッ、ペタッ
●●『【爆】』
バゴォーンッ!
瀬成が呪霊を出す前に彼の足元へ札を飛ばし、地面を爆破する。
●●『させねぇよ悪趣味が』
狙うタイミングやっぱキモすぎんだろコイツ…。禪院家の素質ありそう((
糸師瀬成「ハハッ生で見るとやっぱり良いね!その術式!」
●●『一発食らってみる?(笑)』
ヒュンヒュンヒュンッ(木の球が飛んでくる)
糸師瀬成「?」
●●『(木の球…)』
伏黒恵「!!●●!駄目だ!!」
●●『あ?何が[打消し] [/打消し]』
ドスドスドスッッ(木が刺さる)
●●『っ…思いっきり刺さったな』
ブシッ(木を抜く)
虎杖悠仁「げっ…[小文字]痛そう…[/小文字]」
反転術式ありゃ良いのよこんなん。
てっきり瀬成の攻撃かと思ったんだけど。
●●『モノホン来てんの?w』
花御「[明朝体]糸師●●ですね?今度こそ仕留めます[/明朝体]」
●●『あぁ、お前交流会ン時のキモいやつか!!』
花御「[明朝体]キモいやつ、とは…。随分な物言いをしますね[/明朝体]」
●●『実際そうだろキモキモ特級』
●●『一瞬で祓ってやっから覚悟してろ』
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