【12/21 投稿1周年】私は、傲慢の悪役令嬢なり。
パーティーホールにて。
7:00 PM.
ヘアンナ『まあ…!』
思わず声を上げた。ユーマの国は豪華でお金持ちで、全ての国の中でも一、二を争うせんりょを持っている。
それがユーマの国『アルノニア王国』だ…!
物資も豊富で、もはや困りごとや弱点は何?と聞きたくなるほどの王国。武器や物資は、大半の国は『アルノニア王国』を頼っている。
私の国はそれほど困っているわけじゃないから、頼っているわけじゃないが、私が転生した時からずっと物資が送られてきている。私が婚約破棄した今も。
それほど私のことが好きなのか尊敬しているのかはわからないけれどね…。
私はパーティー会場につくと、早速ルート様にあった。ルート様も招待されているとは驚いた。てっきり縁を切ったと思った。
ヘアンナ『あら、ルート様!お久しぶりですわね。』
ルート『ヘアンナ様。招待されてたんですね。』
聞きたいのは私の方だ。いや…、どちらもだろう。何故ユーマの元妻がここにいるのか、不思議でしょうがない。
ヘアンナ『ええ。招待状が送られてきまして。』
ルート『私もです。少し怪しんだけれど、やっぱり気になって気になって…。』
ヘアンナ『ええ。あの件があってからのパーティーへの招待は少々気味が悪いですわね。』
ルート『私も少し怒りが湧き出て…。』
なるほど。私とルート様が思っていることはどうやら一緒のようだ。明らかに私含めて怪しんでいる。それにパーティー会場に行ったら、ルート様は間違いなく注目を浴びるでしょう。[太字][下線]元妻だから[/下線][/太字]である。
私は…、まあ突然婚約されたけどすぐに婚約破棄した人として知られているような気がするけど、…それよりは悪役令嬢というイメージが強い気がする…。
恐らくヘアンナ様は相当ユーマと親しかったんだろう。それが即婚約破棄っていうのが、よほど他人のイメージに印象ついていたらいいけど。
まあ…。これに関してはヘアンナ様には申し訳ない。
けれどあのまま結婚していても問題だと思った。正直あそこで婚約していたら、ルート様とはもう関われていないだろう。
ルート『とりあえず入ります…?』
ヘアンナ『あっ、少々お待ちを。注意事項が…。』
私はルート様を止めた。ルート様がより注目度が増すということを言っておかないと本人が驚くだろう。
ヘアンナ『ルート様が招待された人の中で一番注目されると思いますわ…。』
ルート『えっ。』
ルート様は驚いたような顔をして、私を見つめた。そして私はそのまま説明した。
ヘアンナ『だって、あなたはユーマの元妻ですわよ…!!』
ルート『…そう、でしたね。でもヘアンナ様もじゃないですか?ほら、婚約破棄…。』
ヘアンナ『まあ…そうですけれども、あなたの方が注目されるに違いないですわ!!だから…、う〜ん…、もういっそ…。』
私は良いことかもしれないことを考えた。そしてルート様に行った。
ヘアンナ『私たち、固まって行動しましょう!!』
ルート『えっ、でもそれじゃあより注目が…。』
ヘアンナ『…大丈夫ですわ。』
ヘアンナ『[太字]助けが来ますわ![/太字]』
そう、あのお食事会で呼ばれていたケイク様も、呼ばれていると思ったからだ。
私はそれを信じ、助けに来てくれると信じてみることにした。まああんな会話の後だけれど…。
それに、ユーマの今を知りたいからだ。注目されている私たちの前に現れると思ったからだ。あくまでも予想だ。でも、姿ぐらい見るだろう。
私たちはパーティー会場の中に入った。
7:00 PM.
ヘアンナ『まあ…!』
思わず声を上げた。ユーマの国は豪華でお金持ちで、全ての国の中でも一、二を争うせんりょを持っている。
それがユーマの国『アルノニア王国』だ…!
物資も豊富で、もはや困りごとや弱点は何?と聞きたくなるほどの王国。武器や物資は、大半の国は『アルノニア王国』を頼っている。
私の国はそれほど困っているわけじゃないから、頼っているわけじゃないが、私が転生した時からずっと物資が送られてきている。私が婚約破棄した今も。
それほど私のことが好きなのか尊敬しているのかはわからないけれどね…。
私はパーティー会場につくと、早速ルート様にあった。ルート様も招待されているとは驚いた。てっきり縁を切ったと思った。
ヘアンナ『あら、ルート様!お久しぶりですわね。』
ルート『ヘアンナ様。招待されてたんですね。』
聞きたいのは私の方だ。いや…、どちらもだろう。何故ユーマの元妻がここにいるのか、不思議でしょうがない。
ヘアンナ『ええ。招待状が送られてきまして。』
ルート『私もです。少し怪しんだけれど、やっぱり気になって気になって…。』
ヘアンナ『ええ。あの件があってからのパーティーへの招待は少々気味が悪いですわね。』
ルート『私も少し怒りが湧き出て…。』
なるほど。私とルート様が思っていることはどうやら一緒のようだ。明らかに私含めて怪しんでいる。それにパーティー会場に行ったら、ルート様は間違いなく注目を浴びるでしょう。[太字][下線]元妻だから[/下線][/太字]である。
私は…、まあ突然婚約されたけどすぐに婚約破棄した人として知られているような気がするけど、…それよりは悪役令嬢というイメージが強い気がする…。
恐らくヘアンナ様は相当ユーマと親しかったんだろう。それが即婚約破棄っていうのが、よほど他人のイメージに印象ついていたらいいけど。
まあ…。これに関してはヘアンナ様には申し訳ない。
けれどあのまま結婚していても問題だと思った。正直あそこで婚約していたら、ルート様とはもう関われていないだろう。
ルート『とりあえず入ります…?』
ヘアンナ『あっ、少々お待ちを。注意事項が…。』
私はルート様を止めた。ルート様がより注目度が増すということを言っておかないと本人が驚くだろう。
ヘアンナ『ルート様が招待された人の中で一番注目されると思いますわ…。』
ルート『えっ。』
ルート様は驚いたような顔をして、私を見つめた。そして私はそのまま説明した。
ヘアンナ『だって、あなたはユーマの元妻ですわよ…!!』
ルート『…そう、でしたね。でもヘアンナ様もじゃないですか?ほら、婚約破棄…。』
ヘアンナ『まあ…そうですけれども、あなたの方が注目されるに違いないですわ!!だから…、う〜ん…、もういっそ…。』
私は良いことかもしれないことを考えた。そしてルート様に行った。
ヘアンナ『私たち、固まって行動しましょう!!』
ルート『えっ、でもそれじゃあより注目が…。』
ヘアンナ『…大丈夫ですわ。』
ヘアンナ『[太字]助けが来ますわ![/太字]』
そう、あのお食事会で呼ばれていたケイク様も、呼ばれていると思ったからだ。
私はそれを信じ、助けに来てくれると信じてみることにした。まああんな会話の後だけれど…。
それに、ユーマの今を知りたいからだ。注目されている私たちの前に現れると思ったからだ。あくまでも予想だ。でも、姿ぐらい見るだろう。
私たちはパーティー会場の中に入った。
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