猟犬兼探偵社員&元ポートマフィア
中島「や、やややや、やめなさーい!親御さんが泣いてるよ!」
……僕は何をしてるんだろう
青年「な、何だアンタっ」
中島「(ひいい怖い!怖い!)」
遡ること少し前____
太宰「社員が行けば犯人を刺激する。となれば、無関係で面の割れてない君が行くしか無い。」
僕は顔から血の気がサーッと引いていくのがわかった。
僕は急いで反論した。
中島「むむ、無理ですよそんなの!第一どうやって」
太宰「犯人の気を逸らせてくれれば後は我々がやるよ____そうだな、落伍者の演技でもして気を引いては[漢字]如何[/漢字][ふりがな]いかが[/ふりがな]かな?」
中島「ムリムリ」
太宰「信用し給え。此の程度の[漢字]揉事[/漢字][ふりがな]もめごと[/ふりがな]、武装探偵社にとっては朝飯前だよ」
太宰さんはニコ、と笑う。
−−−−−−−
中島「ぼぼ、僕は、さ騒ぎをき聞きつけた一般市民ですっ!いい生きていれば[漢字]好[/漢字][ふりがな]い[/ふりがな]いことあるよ!」
青年「誰だが知らないが、無責任に云うな!」
青年「みんな死ねば良いンだ!」
中島「ぼ、僕なんか孤児で、家族も友達も居なくてこの前その院さえ追い出されて、行くあても伝手も無いんだ!」
青年「え……いや、それは」
中島「害獣に返信しちゃうらしくて、軍警にバレたら多分縛り首だし、とりたてて特技も長所も無いし、誰が見ても社会のゴミだけど、ヤケにならずに生きてるんだ!だ、だだだから」
−−−−−−−
No saede
青年は中島に押されてじりっ………と後ろに下がる。
人質も呆気にとられている。笑
−−−−−−−
中島 saede
太宰「(敦君、駄目人間の演技上手いなぁ……)」
中島「虫ケラだって生きている!」
青年「えぇ…」
中島「ね、だから爆弾捨てて一緒に仕事探そう」
後から聞いたことによると僕の目は死んでいたらしい。
青年「え、いや、ボクは別にそういうのでは」
太宰「(今だ)」
国木田「手帳の頁を[漢字]消費[/漢字][ふりがな]つか[/ふりがな]うからムダ撃ちは厭なんだがな…………!『独歩吟客』」
国木田さんはそう云うと、手帳に何かを書き込み、破いた。
そして其処に書かれていたものは[漢字]鉄線銃[/漢字][ふりがな]ワイヤーガン[/ふりがな]…だった
国木田「手帳の頁を鉄線銃に変える」
そう云うと、頁は消え、国木田さんの手には鉄線銃があった。
そして、青年の手に握られていたスイッチがすっ飛んでいった。
青年「なっ………」
太宰「確保っ!」
国木田さんは[漢字]机[/漢字][ふりがな]デスク[/ふりがな]を飛び越える。
青年「!」
国木田さんは青年の顎を蹴り上げる。
太宰「一丁あがり〜」
僕は安心してへな…と座り込んでしまった。
一応爆弾を見るが、カウントダウンは始まっていない。
中島「(はあ、良かった……)」
太宰さんがグッと親指をたててくれた。
僕は、太宰さんに気を取られていたときに、誰かに押された。
トンッ
中島「ぶッ‼」
僕は倒れた拍子に何かを押してしまったようだ。
ピッという音がした。
中島「ピ?」
僕は手をどけてみると爆弾のスイッチを押していた。
中島「あ」
国&太『あ』
_ピッ_
あ ぁ あ ああああああ
中島「あ゛ あ あ あああ あああああ゛あ゛ッ!??」
社員「爆弾!爆弾!あと五秒!?」
中島「(爆発!?部屋がふ、吹き飛ぶっ!?爆風を抑え………)」
中島「(何か爆弾に被せないとっ!)」
太宰「ッ!なっ」
僕は反射的に爆弾を抱えていた。
_ピッ_
中島「(あれ?…僕、何やってんだ?)」
太宰「莫迦!」
太宰さんが急いで此方に向かってきていることを何故か冷静な頭で認識する。
_ピッ_
中島「ッ!」
………………………………静寂が訪れた。
中島「(…………………?)」
僕は恐る恐る目を開ける。
僕の前に並ぶ三人。
国木田さん、太宰さん、爆弾魔の青年
……僕は何をしてるんだろう
青年「な、何だアンタっ」
中島「(ひいい怖い!怖い!)」
遡ること少し前____
太宰「社員が行けば犯人を刺激する。となれば、無関係で面の割れてない君が行くしか無い。」
僕は顔から血の気がサーッと引いていくのがわかった。
僕は急いで反論した。
中島「むむ、無理ですよそんなの!第一どうやって」
太宰「犯人の気を逸らせてくれれば後は我々がやるよ____そうだな、落伍者の演技でもして気を引いては[漢字]如何[/漢字][ふりがな]いかが[/ふりがな]かな?」
中島「ムリムリ」
太宰「信用し給え。此の程度の[漢字]揉事[/漢字][ふりがな]もめごと[/ふりがな]、武装探偵社にとっては朝飯前だよ」
太宰さんはニコ、と笑う。
−−−−−−−
中島「ぼぼ、僕は、さ騒ぎをき聞きつけた一般市民ですっ!いい生きていれば[漢字]好[/漢字][ふりがな]い[/ふりがな]いことあるよ!」
青年「誰だが知らないが、無責任に云うな!」
青年「みんな死ねば良いンだ!」
中島「ぼ、僕なんか孤児で、家族も友達も居なくてこの前その院さえ追い出されて、行くあても伝手も無いんだ!」
青年「え……いや、それは」
中島「害獣に返信しちゃうらしくて、軍警にバレたら多分縛り首だし、とりたてて特技も長所も無いし、誰が見ても社会のゴミだけど、ヤケにならずに生きてるんだ!だ、だだだから」
−−−−−−−
No saede
青年は中島に押されてじりっ………と後ろに下がる。
人質も呆気にとられている。笑
−−−−−−−
中島 saede
太宰「(敦君、駄目人間の演技上手いなぁ……)」
中島「虫ケラだって生きている!」
青年「えぇ…」
中島「ね、だから爆弾捨てて一緒に仕事探そう」
後から聞いたことによると僕の目は死んでいたらしい。
青年「え、いや、ボクは別にそういうのでは」
太宰「(今だ)」
国木田「手帳の頁を[漢字]消費[/漢字][ふりがな]つか[/ふりがな]うからムダ撃ちは厭なんだがな…………!『独歩吟客』」
国木田さんはそう云うと、手帳に何かを書き込み、破いた。
そして其処に書かれていたものは[漢字]鉄線銃[/漢字][ふりがな]ワイヤーガン[/ふりがな]…だった
国木田「手帳の頁を鉄線銃に変える」
そう云うと、頁は消え、国木田さんの手には鉄線銃があった。
そして、青年の手に握られていたスイッチがすっ飛んでいった。
青年「なっ………」
太宰「確保っ!」
国木田さんは[漢字]机[/漢字][ふりがな]デスク[/ふりがな]を飛び越える。
青年「!」
国木田さんは青年の顎を蹴り上げる。
太宰「一丁あがり〜」
僕は安心してへな…と座り込んでしまった。
一応爆弾を見るが、カウントダウンは始まっていない。
中島「(はあ、良かった……)」
太宰さんがグッと親指をたててくれた。
僕は、太宰さんに気を取られていたときに、誰かに押された。
トンッ
中島「ぶッ‼」
僕は倒れた拍子に何かを押してしまったようだ。
ピッという音がした。
中島「ピ?」
僕は手をどけてみると爆弾のスイッチを押していた。
中島「あ」
国&太『あ』
_ピッ_
あ ぁ あ ああああああ
中島「あ゛ あ あ あああ あああああ゛あ゛ッ!??」
社員「爆弾!爆弾!あと五秒!?」
中島「(爆発!?部屋がふ、吹き飛ぶっ!?爆風を抑え………)」
中島「(何か爆弾に被せないとっ!)」
太宰「ッ!なっ」
僕は反射的に爆弾を抱えていた。
_ピッ_
中島「(あれ?…僕、何やってんだ?)」
太宰「莫迦!」
太宰さんが急いで此方に向かってきていることを何故か冷静な頭で認識する。
_ピッ_
中島「ッ!」
………………………………静寂が訪れた。
中島「(…………………?)」
僕は恐る恐る目を開ける。
僕の前に並ぶ三人。
国木田さん、太宰さん、爆弾魔の青年
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